第7話 満月の応え
感想
ルーナアーマー!
特別総集編を挟みまして2週間ぶりに本編再開の今回は、ルーナアーマー登場回。
2つ目のアーマーということで単純に戦闘を有利にする新装備ではなく、特殊能力によって怪獣を救うものだったのが新鮮でした(今後は普通に戦うかもしれませんが)
ウルトラシリーズのタイプチェンジは元祖がティガ・ダイナということもあって、青い形態は高速移動&超能力戦士になりがちです。その点はルーナアーマーも慣例を踏襲した形にはなってるのですが、初戦が怪獣を倒さないバトルになるのは結構意外でしたよね。
怪獣を救う青い月の力ということで、ウルトラマンコスモスを思い出したウルトラファンも多かったのではないでしょうか?
今後は普通に敵と戦うのか、それとも超能力で何でも解決する便利屋ポジションとなっていくのか、次回以降の活躍に注目ですな。
そろそろサトゥルーアーマーが出ると思うので、活躍する暇があるのかちょっと心配ですが(苦笑)
今回の登場怪獣は、灼熱怪獣ホムガー。
出産に際して大爆発を起こし、その爆発エネルギーを子に与えるという異常すぎる生態を持つ怪獣。
他の生物に対してはた迷惑な存在ではあるが別に悪意があるわけではない怪獣ということで、強化形態登場エピソードにも拘らず情緒的なお話になってましたね。
人間との共存は難しそうなところではありますが、「コスモス」の世界であれば、鏑矢諸島に連れて行けば解決しそう。出産の時の爆発エネルギーもボルギルス(700年分のエネルギー食って満腹になる怪獣)が食ってくれそうだし(笑)
怪獣のせいで周囲が異常な気温になるエピソードは「ダイナ」「ガイア」にもありましたが、あちらはせいぜい真夏になる程度だったのに対し、こちらは驚きの45度超え。
25年以上前の時代と比べて今や真夏は30度超え、40度超えが普通になってしまったので、異常気象という設定となるとそのくらいの暑さになってしまうんですな… 時の流れってか、温暖化凄まじい…
気温45度超えにしては、SKIPはジャンパーだし、石堂さんもスリーピースのスーツ着てるしで、全然暑そうには見えませんでしたけどね(笑)
ちなみに、今回ユウマが回想したホムガーに関する新聞記事は、潮流新聞になっていました。
潮流新聞は、前作の「ブレーザー」が放送中にTwitterのウルトラシリーズ公式アカウントが番組連動企画として投稿していた架空の新聞記事の名前。
すごく地味~なファンサービスだったわけですな。
これ、今リアルタイムにウルトラシリーズを追っかけてるファンは分かるからいいけど、後年に初めて作品を視聴したファンは公式Twitterの投稿とか振り返るの大変だから気付けなさそう(苦笑)
次回、カネゴン登場!
次回はカネゴン登場!
本作で既存の怪獣がメインの敵キャラになるのはこれが初か。
元々は現金しか食べられず、デジタルカネゴンでクレジットカードOKとなったカネゴン種だったが、ついに投げ銭も食べられるようになったらしい。
進歩したな!(笑)