第2話 伝説は森の中に
感想
建築業者の正体
「ウルトラマンアーク」早くも第2話。
特撮ものの1~2話は、だいたい作品の世界観や設定面の説明を重視したエピソードになるものですが、本作では特に込み入った設定もないためか、2話からは早くも日常回といった感じに。
こういうシンプルさは、本作ならではの味と言えるかもしれません。
いやまぁ、早くソリスアーマーとルーナアーマー出してほしいところなんですけど。
今回のお話では、怪獣災害で家を失くした人たちのためにマンション建設に勤しむ不動産屋が登場。
古今東西の創作物に登場する、工事を急ぐ建築業者ってだいたい悪者になりがちなので、あくまでも人のために工事を急いでる建築業者って結構新鮮でしたね。
ちなみに、ウルトラシリーズ対する古来からのツッコミネタとして、毎週ビルが怪獣に破壊されているのに次の回で直っているのは、劇中の建築業者が超優秀だからというものがあります。
おそらく今回登場した不動産屋がその超優秀な業者で、困っている人たちのために1週間でマンション建てないといけないからこそ、あんなに急いでいたということなのでしょう(そうなの?)
古来からファンの間で語られていたネタが、劇中で描かれた貴重な回でありました。
そんな不動産屋で、はやと君のお父さん役を演じたのは久保田武人さん。
ウルトラシリーズでは、「タイガ」でゼラン星人を演じていたようです。筆者も顔には見覚えがありましたが、何役かまでは思い出せませんでした(苦笑)
他にも「超速パラヒーロー ガンディーン」に出演されており、今回含めてどれも辻本監督の作品なので、きっと辻本監督と縁深い俳優さんなのでしょうね。
今回の登場怪獣は、古代怪獣リオド。
サータンとかズルズラーに似た顔のシルエットが、実に昭和ウルトラっぽくていい感じ。
巷では、ブラックキングの着ぐるみが改造されたとの噂があります。造形が共通している部分が多いので、可能性はかなり高いでしょう。
頭頂部についてる角も一見するとブラックキングの角そのままかなって思ったのですが、見比べてみると全然違ったので、新造かもしくは全く別の怪獣の角みたいです。
なんか見覚えある角な気はするんだけど、何だろなぁ…
首周りについてるヒレ?は、ガラモンのトゲの流用な気がします。もしかすると、何枚かちぎってきてくっつけたのかも(笑)
次回、ディゲロス登場
次回は、ディゲロス(モノゲロス)登場。
ユウマの過去が語られるということは、ユウマとルティオンの出会いもここで語られるのか…?