第47話「神を黙らせろ」
感想
ハーカバーカでの夫婦再会が待たれる
今回はグローディの退場回。
と言っても、放送時間の7割くらいは人々が神の怒りから避難する場面になってましたが。
民を救うために尽力する王様たちと、避難場所へと非難する人々の姿をここまで時間を割いて描写した特撮番組はこれが初めてなんじゃないでしょうか。
敵を倒すことだけではなく、それ以上に王が民を守ることを描いているのが、「王様戦隊」たる本作ならではの特徴ですよね。
しかし、世界中の民が避難できるほどの空間があるとは、いったいバグナラクはどんだけ広いのか(笑)
チキュー、中はスカスカ疑惑。
まぁ、地下というのが物理的な地下ではなく、「マジレンジャー」の地底冥府インフェルシアみたいに、アングラな異世界のことを地下や地底だと表現しているって可能性もあるにはあるんですけどね。
でも、以前ダイゴーグの攻撃を受けたシュゴッダムの城下町がめちゃめちゃえぐれたことがあったので、やっぱりチキューの地下って空間だらけのスカスカ状態なのかも…
こんなことで点と点が線になっていくの嫌だ(笑)
幹部の退場回ってことで、今回は超久々にロボ戦あり。
これまでに温存していた予算をフル活用したのか、巨大化したゴッドキングオージャーが操られたシュゴッドの群れを一掃する場面があって、「凄っ!」ってなりました。
思えば「ビーファイターカブト」でも大甲神カブテリオスがビッグフレアでギドーバの大群を一掃するカットがあって、その映像は後の回でも度々バンクとして使用されたんですが、時代が違えばゴッドキングオージャーのこの一掃カットもバンクにされてたんやろな(笑)
グローディ、前回で命を与えられたとは言え、普通に死んだらまた死体になって自分の能力で動けるようになってしまうので、何か特殊な倒し方をされるんだろうと思っていたら、普通にゴッドキングオージャーの必殺技だけで倒されてしまったので、ここだけは消化不良でした。
死体が残らないように消し飛ばすとか、そういう説明セリフが少しでもあれば違ったんでしょうけど、なかったので本当にそこだけ残念でしたね。
前回のヒメノとジェラミーの回が非常によく出来ていただけに。
スジ、どっこい生きていた
稲田徹さん演じるスジが、まさかの再登場。
ただの囚人なのに、なぜ他の囚人よりも凝った服を着ているのか(笑)
次回から、いよいよ最後の戦い
次回からいよいよ最後の戦い。
まぁまだ3話あるんで、次回じゃまだどうにもならないんでしょうけど。
カメジムとの決着はあるのか、はたまた「キングオージャーVSドンブラザーズ」まで持ち越しか。
後番組「爆上戦隊ブンブンジャー」のCMもスタート!
いよいよ新旧交代の時期ですなぁ…(しみじみ)