第30話「凍てつく天秤」
感想
天野浩成さん、三度ニチアサに帰ってくる
「キングオージャー」も30話台に突入。この間始まったような気がしますが、もう残り20話くらいしかないんですなぁ。
今回はリタとヒメノのコンビ回で、さらに神の怒りの犯人である宇宙五道化の1人、グローディ・ロイコディウムが初登場する話。
謎だった宇宙五道化の最後の1人と、ヒメノの両親の仇と、ゴッカン前国王が消息不明だったことが全て一つの点で繋がる展開には驚愕!
新幹部のお披露目会でもありつつ、そこにヒロイン2人が絆を深める展開を盛り込むのは素晴らしかった。本作は作風的に戦隊メンバー同士があんまり仲良くしてこなかったので、今回でようやくリタとヒメノが戦隊ヒロインコンビらしくなったような気がしますね。
まぁ、リタは性別不明なんですけど。
グローディ役は、特撮ファンにお馴染みの天野浩成さん! 久しぶりにニチアサに帰って来ました!
「仮面ライダー剣」「仮面ライダーフォーゼ」後も橘朔也ではちょくちょく帰って来てるんですが、戦隊シリーズへの出演は今回が初。まさか、クワガタの仮面ライダーからカタツムリの寄生虫の怪人に変わるとは本人も思ってなかったに違いない。
奥様の雛形あきこさんも劇場版に出演していたので、これで夫婦そろって同じ作品に出演したことに。Twitterで雛形さん出演の告知ツイートを喜々と続けている裏で、天野さん自身も出演のオファーを受けていたとは、人生何が起こるか分からんものです。
ツイートはいつもあんな感じなので、いざ演技となるとガラッと雰囲気が変わるんだから、役者って凄い。いや、天野さんって一流だなぁ。
顔は映ってませんが、どうやらカーラス(とグローディ)を見つけたらしいシロンはあっさりとカメジムに始末されたらしい。合掌。
グローディは、死体を蘇らせる能力持ち。その上自身は不死身で、(おそらく死刑に出来ないので)カーラスが秘術で封印していたという設定。
倒せない敵だから封印していたというのはベタな設定ではありますが、やっぱり強敵としては定番の設定ではあるのでその倒し方にも期待が高まります。
リタの封印の秘術をヒメノが止めたのでもう使うことはないとすると、はたしてどう倒すのか。
これ、客演するのはキョウリュウレッドじゃなくてゲキレンジャー3人の方がよかったんじゃないかな?(笑)
次回、ジェラミー母子回
次回、どうやらジェラミーのお母さんは殺されてグローディに操られるらしい。
ついこの間チキュー大混乱の罪を1人で背負ったと思ったら、今度は再会した母親を殺されるハメになりそうとか、ジェラミーだけ第二部がハードモードすぎんか?
あと、この怒涛の展開の中でキングキョウリュウレッドはどうやって登場するんですか?(苦笑)