第31話 暗闇のふたり、互いを信じて。
感想
守りたい、この笑顔
クラーケンマルガムに地面に引きずり込まれた後、助け出されたり自力で脱出したりする描写がないスパナ。
笑えるジョークすぎて面白かったですな。
最近は、「ウルトラマンガイア」の4クール目のアグルのような、真っ先に敵に向かって行ってすぐにやられる、敵の強さを描写するためのポジションになっちゃってますし、そろそろメイン回を回してあげてほしいところです。
さて今回はロミジュリ三角関係回の後編。
縦線のエピソードというよりは前後編の単発回といった感じでしたが、九堂の成長や宝太郎との絆というものが描かれていて、いい話でしたな。
九堂と九十九も最後には名前で呼び合うくらいに仲良くなりましたし、ドロドロ三角関係に陥らずさわやかな感じで終わってよかったです。
クラーケンマルガムの幻影とは違う、いい笑顔。
それはそれとして、九十九が転校して来っぱなしになったということは、卒業するまでは九十九は宝太郎たちと同じクラスにいるということに。
松澤可苑さんは一応ゲスト扱いでしょうから、松澤さんのスケジュールの都合がつかない限り、今後の富良洲高校パートの描写はこれまで以上に少なくなるでしょうなぁ(苦笑)
夏映画か最終回くらいには再登場ありそう。
クラーケンマルガムの作り出す幻影は、親しい人だったり、変身前の自分だったりといったヒーローVS人間という絵面の、東映特撮がよくやる定番のやつでした。
こういったシチュエーションの場合、普通なら変身後の自分 VS 変身前の自分といった描写をやりがち(こういうシチュエーションでないとあり得ない画なので)なのですが、今回はガッチャードVS九堂、マジェードVS宝太郎といった感じで、ライダーVSパートナーの人間といった描写になってたのが新鮮でしたね。
次回、冥黒の王降臨
次回は冥黒の王ギギストが登場。これは明らかに大事そうな回…
ギギストの声はドレッドライバーもやっている置鮎龍太郎さん。ここ数年は、敵の大ボスは声優さんがやる着ぐるみキャラってのが定番パターンになってますな。
ガッチャードの最強フォーム登場までにはまだしばらくかかるので、ギギストと最強フォーム誕生にどういう関わりがあるのかが気になるところです。