第1話「tに気をつけろ/魔女に恋した男」
感想
ついにアニメの配信開始!!
2022年8月1日、ついに「仮面ライダーW」の正統続編であるマンガ「風都探偵」のアニメ版が配信開始になりました!!
昨年の仮面ライダーシリーズ50周年の時にアニメ化が発表された時は、1年以上先だなんてずいぶん待たされるなぁ…と思ったもんですが、始まってみればあっと言う間でしたね。
「仮面ライダーSD」とか「イマジンあにめ」とか、仮面ライダーシリーズにアニメ作品がなかったわけではありませんが、TVシリーズからの正統続編がアニメで制作されたのはこの「風都探偵」が初。
我々は大きな歴史の転換点を目撃しているわけですなぁ。
「風都探偵」を出来るだけ安く視聴するには?
本題の感想に行く前に、まずは視聴方法の話。
「風都探偵」は、まずU-NEXTによる独占配信、1週間遅れでTOKYO MX、サンテレビでの地上波放送、遅れに遅れて10月以降にBS11と東映チャンネルで衛星放送という放送形態になっています。
そうなると気になるのは、どこで見るのが一番お得か?ということ。
以下に2種類のパターンを考えてみました。
① TOKYO MX、サンテレビの地上波放送を見る。
一番お得なのは、当然ながら地上波放送で見ること。
TOKYO MXが映る関東圏にお住まいの方、サンテレビが映る関西・四国・中国圏の方で、
・とにかく見られれば良い
・ネタバレが怖くない
・他の視聴者と話が合わなくても良い
という方であれば、これが最もお得な視聴方法でしょう。
② ポイントサイト経由でU-NEXTに加入して見る。
次点でお得なのは、なるべくU-NEXTにかかるお金を少なくして見ること。
「風都探偵」が昨今の通例通りに1クールアニメだとすれば、全話リアルタイムするのに必要な契約期間は3ヵ月。U-NEXTの月額は2189円なので、視聴にかかる最大金額は6567円です。
これを出来る限り安くするにはどうするか?
U-NEXTは初回31日間無料なので、まず1ヵ月分は無料。
さらに、モッピーなりハピタスなりのポイントサイトを経由して登録すると1800円分のポイント(現金に交換可)がもらえるので、1ヵ月分にちょっと足りないくらいは実質無料。
トータルすると、1800円もらえるポイントサイトを経由してU-NEXTに初回登録することで、2578円で全話(※1クールアニメであれば)視聴可能です。
既にU-NEXT加入済みの方には使えない技ですが、まだU-NEXTに未加入の方で、「風都探偵」をいち早く見たい方は、ポイントサイト経由でさっさとU-NEXTに入ってしまうのが良いと思います。
どれだけ安くなっても全話見るのに約2600円かかるのは高ぇーよ!って話なんですが、U-NEXT独占配信なので、YouTubeやTVerでの見逃し配信、プライムビデオやNETFLIX等の主要動画配信サービスでの配信は当面ないんですよね…
全話が配信し終わってから初めてU-NEXTに加入して1ヵ月分の料金で全話見終えるか、Blu-rayが発売されたらそれを購入するって方法もありますが、リアルタイム視聴にはほど遠い状況となります。
ご自身の財布と相談で、視聴方法を決めていきましょう。
マンガ第1話をほぼそのまんまアニメ化!
いよいよ本題のアニメの感想!
自分で書いといてアレですが、視聴方法の話なが…(苦笑)
アニメ第1話は、マンガ第1巻第1話のサブタイトルと同タイトルで、内容もマンガ第1話ほぼそのまま。
尺調整のために入れられた映像が、特撮の「仮面ライダーW」第1話の冒頭(いわゆるビギンズナイトの部分)という粋なファンサービスにニヤリ。
原作マンガの第1話だと仮面ライダーWが出てこないのが唯一にして最大の問題点だったので、映像作品にする上で行われた華麗なアレンジ。しびれる。
マンガ作品のアニメ化となると、原作ファンはとにかく原作通りにアニメ化することにこだわるものですが、やっぱりアニメならではのアレンジをしてこそのアニメ化だと思うんですよね。より面白くするためのアニメ化なわけですし。
まぁ、もちろん過度なアレンジにならない程度に…ですが。鋼鉄聖闘士みたいな(笑)
アニメ第1話の内容は、ほぼマンガ第1話のまま。
同じペースでアニメ化すると単行本1巻で8話使ってしまうので、さすがに2話以降はマンガ数話分を消化していく感じになるんでしょうね。
「風都探偵」は単行本1巻で1つの事件の依頼から解決までを描く形になっていて、先のイベントでの公開がアニメ1~3話までだったので、おそらくアニメ3話分で単行本1巻分を描く形なのだと予想。
そうなると、単行本4巻の事件を解決したあたりでアニメ最終回になるわけですが、4巻ってそんなにキリがいい話でもないんですよね。最終回に相応しい大きな戦いってわけでもなく、あくまで事件の一つって感じだし…
6巻がビギンズナイトを含むエピソードなので、そこを一区切りと考えて5巻までの内容でシーズン1(仮)最終回!って感じにするのかも。
どんな感じの構成で、どんな最終回を迎えるのか、想像するとワクワクしますなぁ。
声優さんが豪華
東映がバックについているだけあって、声優陣はさすがの豪華さ。
「KAMEN RIDER memory of heroez」に引き続いて、翔太郎、フィリップ、亜樹子を担当する細谷佳正さん、内山昂輝さん、小松未可子さんはもはや特撮ファンにもすっかりお馴染み。
同役を担当するのはゲームに続いて2回目のはずですが、すっかりオリジナルキャストな雰囲気。
そして、まさかの刃野刑事に堀内賢雄さん。刃野刑事が一気にイケオジに…
悪いわけではないですが、キャストの中で一番ギャラ高いの刃さんなんじゃないか…って感じに(笑)
ゲストで、反社っぽい社長の立川役に小西克幸さん。立川の部下のサブ役に「Marvel’s Spider-Man」のスパイダーマン役などでお馴染みの興津和幸さん。
ミステリーもののジンクスで「配役で犯人が分かってしまう」というものがありますが、アニメで「風都探偵」を初めて見る人であっても、もしかしたら演じる声優さんで犯人が分かってしまうかも?(笑)
小ネタ
マンガ第1巻では、フィリップが「タイヤキ」というワードをホワイトボードに描いている1コマがあります。
ありふれた食べ物にフィリップが異常に興味を示す特撮版でもお馴染みのシーンですが、アニメではここに仮面ライダー関連のちょっとした小ネタあり。
長い歴史を持つ仮面ライダーシリーズともなると、タイヤキだけでもいろいろとネタがあるものです…
今後も、フィリップのホワイトボードには注目した方が良さそうですな。