ドン37話「イとニとザとシ」
感想
ソノシ参上!
今回は、新たなる脳人ソノシの初登場回。
てっきり新レギュラーなのかと思っていたら、普通に1話で退場したのでビックリでした。まぁ話の流れ的に後々再登場するんでしょうけど。監察官的なポジションのキャラクターはラスボスってのが常ですし(そりゃ「BLACK RX」の見すぎ)
ソノシ役は廣瀬智紀さん。どこかで見たことある気がうっすらとしてたんですが、「衝撃ゴウライガン!!」のゲキ役でした。懐かしい… もう9年前の深夜特撮番組…
「ゴウライガン」の脚本は、この番組と同じく井上大先生。井上大先生の縁あってのキャスティングなのかは分かりませんが、もしかすると大先生による推薦かも…みたいに考えられるこういう繋がりは、特オタとしては嬉しいですな。
脳人といえば、(明言はされていませんが)変身後の姿が過去の東映ヒーローをモチーフにしていることでお馴染み。
「ソノシは何なんだろう? 色的にビビューンかな?」なんて考えてたんですが、使っているクナイの名前がレッドシャドウとのことなので、これはもう「仮面の忍者 赤影」の赤影がモチーフということで十中八九確定。
いやまぁ、レッドシャドウなんで、リメイクの「RED SHADOW 赤影」の方がモチーフって線もあるにはあるんですが…(苦笑)
赤影がモチーフとなれば、変身完了時に目が光るのは「キラリと光るすずしい目」というOP主題歌の歌詞にちなんだ演出ということですね。
こういう、メチャクチャ分かりやすいけど分かる人にしか分からないみたいなオマージュの入れ方、やっぱりいいですよね。
名乗り!
ソノシに命じられ、わりとノリノリで名乗りをやる脳人3人衆。
敵側が名乗りをやることって、「ダイレンジャー」だったり「ゲキレンジャー」だったり戦隊シリーズではたまにありますが、それだけで親近感が湧くので、やっぱり名乗りっていいですよね。
そういえば「ゴウライガン」でも怪人が名乗りやってたなぁ(あっちは怪人が味方側の作品でしたが)
対抗してドンブラ側も名乗り。これまで頑なに名乗りをやらなかったのに2回連続で名乗りとは、妙だな…
しかし前回に引き続いてまたしても犬塚さんは不在。偽物はもういなくなったのに、なぜか巨大戦だけに呼ばれて等身大戦に呼ばれない謎。
すっかり井上大先生におもちゃにされる犬塚さんであった…(笑)
ギンガマン鬼
今回の鬼はギンガマンがモチーフの星獣鬼。
ソノシをヒトツ鬼にするため、もうすぐヒトツ鬼になる寸前の人間から鬼の力を奪うという流れで登場する、お馴染み忍者おじさん。
忍者おじさんのことを、タロウもすぐヒトツ鬼化する人間として認識しているのが面白い。まぁ3回もヒトツ鬼になって戦いを挑まれてれば、そりゃあねぇ…
でもタロウは忘れている。
自分の仲間に、2回もヒトツ鬼になったヤバい奴がいることを…
帰ってきたみほちゃん
みほちゃんが帰ってきて、ようやく元に戻った雉野。
でも本当は、おかしくなっただけだった…
こわいこわいこわい。最後の数秒でいきなりホラー番組にならないで。
雉野、ただでさえもう2回もヒトツ鬼になっていて、みほちゃんのことになると間接的に人殺ししたり友人を警察に売ることも厭わないヤバい奴なのに、その上でさらにこれは…
もう、最終回で突然雉野がラスボスになるか、車椅子でよだれ流しながら廃人になっていても、誰も驚かないかもしれない…(苦笑)
次回、お料理回
次回は、ミスター味っ子!
もしくは中華一番!(笑)