さて、シルバーウィークの終わりに久しぶりの日記でも書いておきたいと思います。
Ever17について。
仮面ライダークライマックスヒーローズのことを調べる過程で、偶然「Ever17」というゲームを知り、先日ついにグランドフィナーレを迎えました。
結論から言うと、正直後悔しています。
なぜなら、事前にちょっとだけネタバレを見てしまっていたから(苦笑)
最初は、その評価の理由を知るためにストーリーだけを調べてみるつもりでした。ですが調べて出てくるのは「ネタバレを見てからプレイすると後悔する」という、半ば脅し文句のような紹介文ばかり(笑)
その脅しに屈してか、徐々に自分の中で「プレイしてみたいな…」という気持ちが生まれていきました。
それから、Amazonで中古を探してみたり、ゲーム屋に行ってみたりして、やっとこさ980円という値段で売っているものを発見。さっそくプレイ。
ココ編以外は中だるみすると言われていたものの、ノベルゲームはあまりやったことなかったし、ギャルゲーといえばサクラ大戦くらいしかプレイしたことないし、ってことで結構新鮮な感じでプレイしてました。
ただinfinity/12RIVEN カテゴリ:Ever17 – Wikiを参考にして、つぐみ→空→優→沙羅の順番でクリアしていくことにしていたので、辛かった…
助かったと思ったら武死ぬし、空編でまた死ぬし「ホントにこれはグッドエンドなのか?」と(笑)
少年編になったら、少年も優も沙羅も助かるし、ますます武がかわいそうになっちゃって…
“優編以外はギャルゲーにあるまじき終わり方、特に沙羅編は強烈”って書いてあって、いったい沙羅編はどんな陰鬱な終わり方するのかと思ったら、あっさり助かって終わっちゃって拍子抜けするし。
結局何が強烈だったんだろう? 妹だから恋愛にはなりませんよ~てとこかなぁ?
そんなこんなでココ編になったわけですが、あぁやっぱり後悔!
ちょっとでもネタバレを見てしまった自分が馬鹿だった。特に「2034年」ってのを見たのが一番痛かった。知らなかったら何年かを聞く場面でもっと驚いただろうに。
真の主人公の存在とか、ちょっとでも予備知識持っちゃってたのは大失敗だったなぁ。
まぁでも、かなり驚かされ楽しませてもらいました。ただできることなら、何の予備知識もなくプレイして本当の衝撃を味わいたかった(笑)
まさかあそこから武が助かるとは思ってもみなかった。やっぱりハッピーエンドはやっぱり最高ですね!
さて、ここからはテキトーに思いついたことをツラツラッと書いておきたいと思います。
・桑古木報われなさすぎ
最愛の人を助けるために17年間待ち、別人になりすますための訓練まで受けたのに、当の最愛の人はBWとラブラブってそりゃないぜ。
そして、少年編で悪人なんじゃないかと疑っちゃってゴメン。愛する人の為に奮闘したあなたはまさに男だった。
・ホクトの髪の色
両親は共に黒髪で、双子の沙羅も暗い色の髪なのに、なぜホクトは金髪なのだろうか(笑) まぁそういうデザインだからと言われれば反論しようがないんだけど。それよりも、武に成りすますのが目的の癖に、微妙に武と違う髪色している桑古木の方が謎か。少年時代から微妙に色変えたくせに、なぜか武と同じ色にはしなかったという。
というかホクトはなぜ最後まで名前がカタカナだったのか。途中で漢字にしてあげてもよかったんじゃないか。
・倉成家
これからは家族揃って幸せに暮らしていくんでしょうなぁ。ただキュレイがあるので、あのあと武は25歳の外見で成長止まるし、つぐみも17の外見のままで、二人の子供だけ年とってっちゃって、両親よりも先に死んで…っていくと何だか悲しい結末しか見えてこないんですが(苦笑)
最後の手段としては二人の子供もキュレイに感染させるって手もあるけど、それはそれでカオスな未来が待ってるよなぁ。まぁいざとなったらBWになんとかしてもらおう(笑)
・空さん蚊帳の外
個人的には一番好きなんですが、なんだか蚊帳の外にいる気がしてなりません。まぁ一人だけ人間じゃないってのもあるんですが、それ抜きにしても、武、つぐみ、ホクト、沙羅は家族で、そのうち二人はBWに視点を貸していた?人物だし、BWから指示を受けて行動していた優春とその娘の優秋は重要人物だし、同じく桑古木も計画実行者の一人だし、ココは言わずもがなだし、やっぱり空だけは関係性薄い感じ。2034年の空がLeMUの中にいる時、2017年の記憶を持ったアンドロイド空は地上で優春たちと一緒に中の様子を見てたんだろうし。
最後はなんとなく、ウルトラマンガイアのPALみたい(ノートパソコンの画面の中に空が…)になるのかと思ってたんですが、まさかアンドロイド・エミだったとは(笑)
※PAL:ファイターEXに搭載された人工知能。最終回でEXが撃墜された後は、我夢のノートパソコンに移植される。
※アンドロイド・エミ:死んだ城野エミ隊員の姿そっくりのアンドロイド。最終回に突然登場。
憧れの体を得て、最愛の人を17年間待っていたのに、当の最愛の人はすでに妻子持ち。空さんも報われないなあぁ(笑) まぁ倉成家に居候でもするといいよ。空がいれば何かと便利だろうし(コラ)
・優春
バッドエンドも込みで考えるなら、優春も武のことが好きだったらしいので、17年間頑張ってきたのにはそういう理由もあったんだろうけど、当の武は既に妻子持ちなわけで、この人も恋愛的には報われないよなぁ。というか愛する人を助けるために頑張ってきた人たちは報われず、助けられた側はもう既に別のやつとくっついてるって、恋愛的にはバッドエンドなんじゃなかろうか(苦笑)
まぁみんな笑顔で再会できたので、それだけでよかったんでしょうけどね。
・キュレイな方々
ココもキュレイなわけで、ということはあの後19歳の外見で成長が止まるんですよね…
武、つぐみ、桑古木、ココ、優春、空。外見の変わらない彼等の今後がちょっと心配である。
まぁ、優春の根回しで何とかなるでしょう。20代の外見を持つ大人な女を、そこらへんの男が放っておくはずがありません(笑)
・保志さんがんばりすぎ
武、ホクト、桑古木少年、武のフリをする桑古木。主要な男性陣は全て保志さん。頑張りすぎである。
同時期に買った仮面ライダーカブトも一緒にやってたので、クリアまでに時間がかかってしまった。カブトもいいゲームですよ。