第38話 憎しみの向こう側
感想
最後の30秒でひっくり返る
今回は、絆斗ママの仇編の後編。
絆斗が復讐の連鎖を起こさないように健二さんを殺すのを思いとどまったのにもかかわらず、その後あっさりグロッタ姐さんが健二さんを始末するの、あまりにも無情。
せっかくアニマル和菓子がバズって復活の兆しを見せかけたあの和菓子屋さんも、唐突な職人の失踪により倒産してしまうんやろなぁ…
2話1時間をかけてじっくりと描いた絆斗関係のドラマを、最後の30秒で台無しにしてしまう無情さ、これぞ「ガヴ」って感じですな。
当のグロッタ姐さんも、きょうだいが次々に死んで精神的に追い詰められてて可哀想だし。
大丈夫？ この番組最後にハッピーエンドに行ける？
ジープ、ビターガヴに変身！
実弟を改造したがっているニエルブの魔の手にかかり、ジープがついにビターガヴに変身！
憎きショウマを倒すために、そのショウマのクローンの一部を体に移植する決断をするジープ。
目的を見失い、狂い堕ちていく男の無様な姿を見届けているこの気持ち、まさに愉悦（？）
ジープが変身したビターガヴが使用するのは、バキバキスティックフォーム。
ビターガヴの登場と共に存在が明かされていながら、ビターガヴの変身者が次々に死んでも一向に登場しなかったバキバキスティック。
ようやく登場したと思ったら、その回の内に負けるとは思わなかった。マスターモードが登場してすぐのタイミングで出てくるのは、どう考えてもタイミングが悪い。
ただひたすらに尊厳が破壊されていくジープ兄さん。仮面ライダーになっても勝てないのなら、これからどうなるのか…
余談ですが、バキバキスティックのポテト攻撃がガヴの両肩を貫通して壁に磔にするシーンでは、「クウガ」でゴ・ジャーザ・ギの銛にクウガが左肩を貫通されるシーンを思い出しました。
クウガが肩貫通された時は大ピンチって感じの迫真のシーンだったのに、ポテトに両肩貫通されるのはなんか面白いのはなぜなんでしょうか(苦笑)
次回、ラキアの復讐の相手判明！？
次回はラキアの復讐の相手が判明か？
予告を見る限りは犯人はグロッタ姐さんっぽいけど、はたしてどうなのか。
ランゴ兄さんが散り、絆斗とラキアの復讐の相手が順当に登場し、ジープも負けちゃったので、もはや敵という敵が残っていない状態。4クール目はいったいどういう話が展開されるんでしょうか。
大統領とリゼルはあんまり強敵って感じでもないし、やはりランゴ兄さんがメカランゴ兄さんとして復活する説が現実味を帯びてくる？(笑)
