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スケバン刑事Ⅲ 少女忍法帖伝奇 感想ツイートまとめ 1~10話

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ツイートまとめ

 
突然忍者ものになってしまったスケバン刑事。Wikipediaによれば、元々は番外編の「スケバン忍法帖」として企画されてたんだとか。

2代目サキのシンボルが鉄仮面と二刀流ヨーヨーなら、唯を象徴するのは赤い手甲と陣鉢(と鎖帷子)と梵字。ヨーヨーがメイン武器なのは一緒なので、忍び道具が先輩2人との差別化になってていいですよね。でも女子高生が普段からセーラー服の下に鎖帷子着てる設定はどうなのか(笑)

 
「Ⅱ」の3人チーム制を推し進め、三姉妹設定となった本作。三姉妹のホームドラマ的な要素とか、出生の秘密を超えて結束を強くする3人の絆とか、より濃いドラマが描かれるようになったのが本作のウリですね。

ところで、3人ともマジで超絶可愛いの凄くない?(知能指数0の感想)

由真から唯のことを「腹違いの子って言うんじゃねえだろうな?」と問われ、「正真正銘、父さんと母さんの子だ」と答える父、小太郎。

嘘は言っておらず、唯は小太郎の子供なわけですが、まさか腹違いどころか自分たちの方が父とも母とも血が繋がっていなかったとは、結花も由真も想像だにしなかったでしょうな…

嘘は言っていないが、本当のことも言っていないお父さん。さすが忍者の頭領。

 
1話の最大の見どころといえば、風間家の爆破シーン。

お父さんが手を振ってるシーンまではロケ地にある実際の家だと思うんですが、実際の家と似た建物をどこかの空き地に建てて、それをこのシーンのためだけに丸ごと爆破するというのが本当に衝撃的。何が衝撃的かって、お金の使い方が(笑)

バブル真っ盛りだったんでしょうなぁ、この頃。

現代だったら家の爆破は十中八九CGで済まされると思うので、こういう時代ならではの頭のおかしいお金の使い方が見られるって点も、懐かしドラマの見どころの一つです。
 

 
幼い結花と由真に、山中でのサバイバル術を教えるお父さん。

この回の内に実は忍者の頭領だったと明かされるので、幼い頃から我が子に忍びの術を教えてたんだなってのは分かるのですが、鍾乳洞から滴る水を子供に飲ませるお父さんはちょっと嫌。

唯は唯で、苔を食べられない姉2人を「ダメじゃのう、都会育ちは」と若干小馬鹿にしますが、田舎育ちだってその辺の苔食って生活してはないと思うけどなぁ(笑)

ヨーヨーの桜の代紋を見せるシーンでは、左手でヨーヨーを構えた後にわざわざ右手に持ち変える唯。たぶん、左利きだった先代2人のヨーヨーを開く映像を流用したせいだと思うんですが、ヨーヨーの映像の左右を反転するだけでよかったのでは?とは思ってしまいます。
 

  • 重合金製
  • ストリングがわりと太めのチェーン
  • 必要に応じてチェーンが数mまで伸びる(普通のヨーヨーは1mちょっと)
  • 敵をチェーンで拘束した後、本体だけ外れて手元に戻ってくる

こんなヨーヨーすぐに使いこなした先代2人ヤバない?
 
前回の回想シーンの時より、より直接的に忍びの術を子供たちに教えているお父さん。今だと児童虐待だって叩かれそう(笑)

陰の幹部陣も初登場し、ミヨズとオトヒの技も初お披露目。「Ⅱ」終盤に登場したはいからさんとか、初代に登場したピンクファイブとか、どうもこのシリーズは美女が口から針を飛ばす技が好きらしい。
 

 
1話は三姉妹登場。
2話はスケバン刑事任命。
3話はスケバン刑事としての初任務。
4話は日常パートのレギュラーキャラクター紹介。

と非常に綺麗な流れでキャラ紹介や設定の説明を行っていく初期4話。設定はぶっ飛んでいながらも、ドラマ作りはちゃんとしているのがさすが。

般若が依田先生として星流学園に赴任し、正体を隠しながら唯を間接的に鍛えるという序盤のエピソードはなかなか面白い。日常のちょっとした行動の繰り返しが実は武術の特訓になっていたというのは、だいぶベタな展開ではありますが。

唯たち三姉妹のための秘密の忍術資料庫が備えられている星流学園。たぶん風魔鬼組と暗闇機関の息がかかった高校なんでしょうね。

でも、回転する壁とかをわざわざ作るくらいなら、三姉妹の家にあの資料庫作ってやった方が便利で安上がりだったのに…とは思います(笑)
 

 
ゲストに特撮ファンゆかりの役者さんが多く、嬉しい回でしたね。

この回から、中村由真さんの歌う「ジレンマ」が挿入歌に。「Ⅱ」からメインキャストが歌う曲を挿入歌にするようになった本シリーズですが、「Ⅲ」ではアップテンポな曲がかなり多くなって、より東映特撮のアクション曲っぽい雰囲気になりました。

泣いてるとこは はだかより見られたくないって歌詞が、由真姉ちゃんらしくていいですよね。
 

 
ゲストの女優さんはこの少し後に公開される映画「スケバン刑事」(「Ⅱ」の劇場版)にも出演していました。

本シリーズに限らずですが、昭和の頃は同じ役者さんが別役で出演することが非常に多かったですよね。
 

 
初期の頃はあんなに唯にツンツンしてたのに、6話くらいからすっかり唯に優しくなった由真姉ちゃんが可愛い。それでいて2人でよくケンカするとこもいいんですよね。

結花姉ちゃんはずっと厳しいが、頼れる姉貴って感じで素敵。

権佐役は「仮面ライダーBLACK RX」風の騎士ガイナギスカン等でもお馴染みの滝雅也さん

滝さんが本シリーズ全てでヨーヨーの指導をしていたそうで、たしかにヨーヨー捌きがめっちゃ上手い。

シリーズ全てに関わっていた演者がついに本編に登場するとか、シリーズ最終作らしいイベントですよね。まぁ、この時点でシリーズ終了が決まっていたのかは分かりませんが(苦笑)
 

 
この回からEDが浅香唯さんの「STAR」に変更。作中の唯はガキんちょって感じですが、浅香さんの歌声は大人っぽくてビックリですなー。

同曲の作曲はタケカワユキヒデさん。本作のおよそ半年前に始まった「超新星フラッシュマン」のOPもタケカワさん作曲なので、縁深いものを感じます。
 

 
星流学園に潜入して、普通の女子高生の格好してるミヨズが普通に美少女。いやまぁ、普段の格好でも美少女ではあるんだけど。

この回に限りませんが、「Ⅲ」では声優の渡部猛さんが星流学園の教師役で準レギュラー的に出演しているようです。「Ⅱ」ではゲスト出演でしたが、出番が増えてよかったですね。

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