第81話 「ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人(後編)」
今回はティガ外伝の後編です。
「僕の父、マドカ・ダイゴは、かつて光の意志を継ぐ者でした」
「父はかつて、巨人でいるより、人間でいたいと願ったことがある
その迷いが、今僕の中で戦っているんだと思う…
巨人になり切れない。それは、僕が父の記憶遺伝子を継いでいるからだ」
ツバサの言う仮説が正しいならば、“ツバサがティガに変身出来るのは、ダイゴの遺伝子を継いでいるからだが、ツバサがティガになり切れないのもまた、ダイゴの遺伝子を継いでいるからこそだ”ということになる。
当時見ていた時は気付かなかったけど、ツバサがティガの力を引き出せないのは、ちゃんとした理由があったんだね。
それも、ティガ本編への大いなるリスペクトが故の理由だった。
正直、今までツバサのことはアムイのかませにされた可哀想なキャラだと思っていたけど、今回見直して、その考えは誤りだったということに気付かされたよ。
こうなると、やはりツバサが、ダイゴの記憶遺伝子による迷いを振り切って、本当のティガになる後日談が見たいねぇ。
超能力者集団、ティグルーとして、スーパーGUTSのコウダ、ナカジマ、カリヤが登場。
本当、キャスト豪華だよ(笑)
ティグルーの光線発射ポーズは、特徴的だからよく覚えてたわ(苦笑)
ジョーモノイドは倒したものの、ドグーフには敵わず。
ドグーフと対峙したティガが、実はいつものティガより小っちゃかったっていうシーン、当時見てて笑ってしまった(苦笑)
20mくらいだよね。ツバサのティガ。
そして遂に、真の光の意志を受け継ぐアムイが、ティガへと変身する!
ちなみに、アムイを演じた上條誠さんは、後に仮面ライダー剣でキング=コーカサスビートルアンデッドを演じたことで、特撮ファンにはお馴染みですね。
Wiki見ても最近の出演歴とかなかったので、もう引退されちゃったのかな…
やっぱり、パワータイプはいいとこ持ってくのね(笑)
あの小っちゃかったヒカリが、こんなに大きくなったのかと、当時感動したものです(笑)
しかし、顔が似ているから先祖と子孫だ。という短絡的な推測はどうしたものか(苦笑)
血繋がってるなら、マホロバもティガに変身出来たんじゃないかなw
ラスト、ツバサはαスペリオルの修理はともかく、どうやって突き刺さった岩壁から脱出したのかとか、どうやって時空を越えて元の時代に戻ったのかとか、最後そこだけフワッと終わっちゃうんだよね(苦笑)
「どんな絶望が襲ってこようと、その光が消え去ることはない
そして、その光はさらなる未来へと、受け継がれていくのだ」
映画で、ティガ・ダイナ・ガイアとファイブキングの戦闘シーンがあるとか胸アツやな!
ウル伝仕様で、そのシーンに「TAKE ME HIGHER」が流れてたのも熱い!
後編のみのはずだから、初っ端からダイナは氷漬け(笑)
コメント
今回改めて見て、本当に覚えてなかったことに気付きましたね。1回だけしか見てないから覚えてないのも仕方ないかもしれないけど、キャストが豪華だった事も、マホロバがツバサの姉・ヒカリと瓜二つだという事も、すっかり忘れてました…(苦笑)。勉強不足でしたね、お恥ずかしい…。
ツバサが不完全な形でしかティガになれないのには、ちゃんとした理由も語られていたんですね。結構驚きでした。光の…いえ、ダイゴの遺伝子はちゃんと受け継がれているんですね。ひとつ素朴な疑問ですが、マホロバがダイゴやツバサに繋がる祖先ならば、アムイは未来の誰に繋がったんですかね…。
上條誠氏は確か現在は引退なさっていると聞いた事がありますね。上條氏といえば自分は仮面ライダー剣よりも、ウルトラQ~dark fantasy~にゲスト出演された時の方がなぜだか印象深いですね。