第12話「三千万年の奇跡」
感想
グリッタートリガーエタニティ!
サブタイが一千万年銀河チックな今回は、グリッタートリガーエタニティの登場回!
ストーリーが全体的にちょっと何言ってるか分かんないですね状態だったりもしましたけど、まぁそれは置いておきましょう(苦笑)
ついに誕生したトリガー初の強化形態、グリッタートリガーエタニティ!
やはり平成三部作の世代の我々にとってはグリッターティガって特別な存在ですから、その名を冠した形態名にはグッと来るところがあります。
グリッターティガといえば金色のイメージがありますが、ティガ最終回で初登場した時は当時の技術的限界やら予算の都合やらで、一時的に金色に光った後はほとんど通常のマルチタイプのままの見た目でした(一応、設定身長はマルチタイプより約2倍大きい120m)
ファイナルオデッセイで再登場した時は、金色に光りっぱなしでしたね。
金色に光っているという状態が玩具だと再現しづらいので、ラメ入りのクリアイエロー素材だったり、金色一色に塗装されていたりで、劇中の姿となんか違う…と玩具を見ながら思うハメになるということでもお馴染みです(笑)
その点グリッタートリガーエタニティは、全身を金、銀、オレンジのカラーリングでまとめ上げて、体が金色に光るグリッターらしさを表現するという一歩進んだデザインに。
デザインが金色主体のウルトラマンは、シャイニングウルトラマンゼロだったり、ジードのロイヤルメガマスターだったり、ウルトラマンルーブだったり前例がないわけではないですが、顔までほぼ金色というのはこのグリッタートリガーエタニティが初めて。さすが、シリーズ55周年を背負った新しいウルトラマンだけあるなぁ。
金一色ではなく、金とオレンジを使ってデザインが単調にならないようになっているのも高評価。進化しますなぁ、ウルトラマンのデザイン。ここまで全身金色のウルトラマンはこれが初めてなので、自分は結構グリッタートリガーエタニティのデザイン好きですよ。
グリッターなのに武器使うんかい!ってのは、おじさんウルトラファンはみんな思うところでしょうが、まぁ時代の流れ的には仕方なし。グリッターになったことでタイプチェンジの必要が無くなるので、その代わりに武器が3タイプの力を有しているってのは結構上手い設定なのではないかと。
ただ若干、ギミックがデンカメンソードでしたけど。色も赤、青、紫にグリッターの金で、電王と被っちゃいましたし(笑)
トリガーが元から剣を使っていたので、新武器は普通の剣ではなく「特警ウインスペクター」のマックスキャリバーとか「重甲ビーファイター」のスティンガーブレードのような、ガントレット+剣タイプの武器になったのは差別化できていて良いですよね。
ただ、てっきりマックスキャリバーのようにグリップとベルトの2箇所で腕に固定する武器だと思っていたのですが、グリップしかついてなかったのでビックリ。持つ時すごい不安定そうだなと思いました(苦笑)
さてさてそんなグリッタートリガーエタニティですが、初登場なので圧勝すると思っていたところ、まさかのカラータイマーが鳴り始めてビックリ。
ケンゴが力を制御できていない状態らしいのと、それに加えてエネルギー消耗が激しいことの表現だとは思うのですが、それにしたって初戦でグリッターがカラータイマー点滅というのは印象が悪い。やっぱり初登場くらいはスパっと強敵を倒して強さを描いてほしかったところです。
まぁ、そもそも初戦の相手がもう一人の自分という時点でスッキリしないのはしょうがないわけですが(笑)
結局ケンゴって何者?
冒頭の話でとりあえず置いておいたストーリーの話ですが、結局のところやっぱりよく分かりません(笑)
前回と今回のストーリーの流れを簡単にまとめると、以下のような感じ。
- ケンゴ、超古代に飛ばされる。現代に残されたトリガーはトリガーダークに変貌。
- ケンゴ、超古代でトリガーダークと一体化し、殴り合いの末に光の巨人になる。
- ケンゴ、ユザレの力を借りて三巨人を石像に変えた後に現代に戻る。超古代に残されたトリガーは石像となって火星へ(この石像と後のケンゴが出会って第1話が始まる)
- 現代に戻ったケンゴ、トリガーに変身してトリガーダークと戦い、グリッタートリガーエタニティになってトリガーダークを倒す。
映像を見ていただいた方は一目瞭然だと思うのですが、ストーリーどうこう以前にトリガー1人増えとる。
ケンゴはトリガーと分離して現代に置いてきていて、超古代の世界でトリガーダークをトリガーに変えた後にそのトリガーと分離して超古代に置いてきているので、現代に帰ってきたケンゴにはトリガーへの変身能力はないはずなのですが、どういうわけか普通に変身してしまいました。
結果、トリガーが1人増えたことに。そんな同じキャラがもう1人増えちゃうゲームのバグじゃないんだから(笑)
ケンゴがトリガーダークに「君は僕だったんだね?」とちょっと何言ってるか分かんないセリフを吐いていたので、もしかするとケンゴが普通のホモサピエンスではなく、ウルトラマンの一部が分離した存在みたいな設定なのかもしれませんが、現時点では説明が少なすぎて考察のしようも無し。
よく分かんないケンゴの存在は置いておくとしても、今回倒したトリガーダークは元々1話~11話の間までケンゴと一緒に悪と戦っていたトリガー本人なわけで、それを倒してめでたしめでたしとしてしまうのはちょっと人道的に釈然としません。
せめて、倒した後にトリガーダークの粒子みたいなものをグリッタートリガーエタニティが吸収して、過去と未来のトリガーが一つに…!みたいにしてくれないと、飲み込めないわけですよ!(笑)
まぁ、なんか通りすがりのイグニスさんがトリガーダークの残滓的なのを吸収してたので、トリガーダークはまだ死んでない扱いなのかもしれませんけど。
というか、イグニスがイーヴィルトリガー(仮)になるの?
次回、総集編?
中間フォーム登場編が終わったということで、次回は箸休め的な回っぽい。
例年だと総集編やりそうなタイミングですけど、はたしてどのような回になるやら。