エピソード1「魔進誕生!」
感想
史上最高にキラメく、44番目のスーパー戦隊が始まった!
シリーズ44作目となるスーパー戦隊、「魔進戦隊キラメイジャー」の放送が始まりました。
前日譚となる「エピソードZERO」で、クリスタリアからマブシーナがやって来る経緯、レッド以外の4人がキラメイジャーになる過程が描かれていたこともあり、第1話では、充瑠がキラメイレッドになるまでの物語に焦点が当てられたストーリーになっていましたね。
同じく荒川稔久さんがメイン脚本を担当していたデカレンジャーでも、レッドが最後にメンバーに加わる展開でしたが、デカレンとは違って、レッドの活躍の比率が格段に多い1話だったなと感じました。
エピソードZEROとのバランスを取った結果なのかもしれませんね。
本当に史上最高にキラキラ
「史上最高にキラメく戦隊」とはよく言ったもので、本当にいろんな意味でキラキラした戦隊でした。
卓越した想像力を持った高校生がレッドに選ばれるというストーリー面は言わずもがななのですが、最も分かりやすいのはCG等のエフェクト面。
武器を一つ使うだけでも、キラキラと煌く演出が入るという力の入りよう。
見ているこちらもキラキラしたというか、ワクワクしたというか、見ていて気持ちのいい戦隊でした!
キラキラといえば、戦隊を演じる5人のフレッシュさも、いつも以上。
キャスト面で特オタ的に気になるところといえば、これは放送前からも話題になっていたことですが、やはり5人中2人が過去に他の特撮作品に出演していたこと。
キラメイブルー=押切時雨役の水石亜飛夢さんは、「牙狼 魔戒ノ花」でクロウ/幻影騎士クロウを
キラメイピンク=大治小夜役の工藤美桜さんは、「仮面ライダーゴースト」で深海カノンを
それぞれ演じていました。
お二人が再び特撮に帰ってきてくれたこと、とても嬉しく思います。
特に、水石さんは5人の中でも年齢が高めですし、ハイターゲットだった牙狼から、児童層向けの戦隊への出演ということで、その辺のギャップがどう活きてくるのか、楽しみで仕方ありません。
声優陣もいつも以上に熱い
魔進ファイヤ=鈴村健一さん
魔進ショベロー=岩田光央さん
魔進マッハ=赤羽根健治さん
魔進ジェッタ=大河元気さん
魔進ヘリコ=長久友紀さん
マブシーナ=水瀬いのりさん
ナレーション=杉田智和さん
ガルザ=中村悠一さん
クランチュラ=高戸靖広さん
例年、戦隊の声優陣は非常に有名、人気どころをキャスティングすることでお馴染みなのですが、今年はいつも以上に熱いです。
声優好きならば、「オッ」と思うキャスティングですよね。
杉田智和さんと中村悠一さんが兄弟役な上にレギュラーに反応せざるを得ない人もいるのではないでしょうか(笑)
個人的には、マジレンジャーでメーミィを演じていた高戸靖広さんが、再び「魔」のつく戦隊と戦うことに、ニヤリとしてしまいました。
高戸さんの演じるクランチュラは、スーツアクトをベテランの神尾直子さんが顔を半分出して演じていることも、注目ポイントの一つです。
今回はロボ戦なし
戦隊の1話には大きく分けると3つのパターンがあって、
- 巨大戦なし
- 巨大戦あるがロボに合体しない
- ロボ戦あり
という感じに分けられます。
キラメイジャーは2のパターンでしたね。
ロボ登場後は、バラメカの活躍ってのはほとんど見られなくなる(笑)ので、バラメカの活躍が見られる非常にレアな1話でした。
次回登場のキラメイジンもどんな活躍になるのか楽しみです。