第28話「シャッフル・キングス！」
感想
入れ替わり回
今回は戦隊定番の入れ替わり回。いつもの戦隊シリーズなら単発エピソードの一つとして消化されるところですが、本作では新幹部の最初の一手として描かれたのがなかなか新鮮。
単発エピソードとして穏やかに終わらず、王様たちが入れ替わり先の王の側近の刺されるところで次回へ続くという衝撃の幕引きだったのも見どころ。第二部が始まったばかりとあって、息もつかせぬ展開が続きます。
入れ替わり回といえば、入れ替わったことによってお互いの良いところに改めて気が付いて絆が深まっていく…みたいなストーリーがテンプレなんですが、そういうのはヒメノとカグラギのペアだけで、ヤンマとリタのペアは単にお互いにムカついただけで終わったのも新鮮でした。
ヤンマとリタの仲、修復しないまま次回に続かんでもろて(笑)
前回の記事でも書いたように、近年の入れ替わり回では「キラメイジャー」しかり声もアフレコで入れ替えてしまうことが多かったんですが、今回は声は入れ替わらないパターンでした。
声が入れ替わるのもそれはそれで面白い部分はあるんですが、やっぱ当人の声で入れ替わり先のキャラのセリフを言ってる方が、筆者としては面白いと感じますね。
豪快なヒメノに、新宿二丁目感バリバリなカグラギの入れ替わりとか最高でしたし。
ヤンマとリタの入れ替わりは、リタが中性的なこともあってそんなに新鮮味はなかったかも。まぁヤンキーなリタもなかなかよかったですが。このペアは当人たちよりも、二国間を行ったり来たりさせられるンコソパ国民たちの方が面白かった(笑)
ギラとジェラミーにいたっては、唯一の同性ペアな上に声がわりと似ていることもあって、声だけ聞いてると本当に入れ替わってるのか疑問に思うくらいに馴染んでましたね。
入れ替わり回では武器を入れ替えるパターンとかもあるんですが、ちゃんとそれぞれが得意なモードのキングズウエポンを使ってる描写があるのもよかったですね。
キングオージャーはスパイダークモノスとオオクワガタオージャー以外は共通武器ばっかりなので、入れ替えられるのがキングズウエポンくらいしかないってのはありますが…
まぁ、トンボオージャーとパピヨンオージャーに関しては、どっちも射撃武器なのであんまり入れ替わった感じしなかったですけど(苦笑)
次回、火サスからの？
モルフォーニャがヤンマの腹を刺す（たぶん）というどう見ても火サス的幕引きからの次回。
王様たちが退いて側近に王位を渡すという話になるようですが、どういう話になるのか全く想像がつかん…
とりあえず、9月の残り2回の放送分に対して新幹部も2人いるので、2人それぞれのお披露目会を9月いっぱいやってキングオージャーたちのピンチを描いた上で、10月に入ったら満を持してキングキョウリュウレッド登場という流れにはなりそうです。
桐生ダイゴの登場解禁は、30話での次回予告か、はたまた31話の本編までお預けか…？
