第23話「シュゴッダムの動く城」
感想
幾千の光集め、そのボディ輝く
みなぎるカブトパワーは無限大!
今週は高校野球の開会式で「ギーツ」の方だけ放送休止となり、「キングオージャー」のみの放送。
「ギーツ」休止でも映画の宣伝は必要ということで、両キャスト陣による宣伝映像があったのは新鮮で面白かったですね。動画配信とかではなく、TV放送でこういう映像があるのは結構珍しい。
30余年も特オタやってると貴重な瞬間に立ち会えるものです(?)
そんなわけで今回は、新ロボキングコーカサスカブト登場回! やっぱり新ロボ登場回は燃えますな。
シュゴッダムの危機に全国民が一丸となり、キングコーカサスカブトを動かしてダイゴーグを打ち倒す話。戦隊メンバーだけでなく、国民まで巻き込んでいく話になるのは本作ならでは。
キングコーカサスカブトは、特撮ファンはみんな思ったでしょうが「ビーファイターカブト」の大甲神カブテリオスにカラーリングが激似。
丸みを帯びた形状のカブテリオスに比べると、角ばったデザインなので見た目は全然違うんですが、黒と金のカブトムシロボという特徴が一緒なのでどうしてもそっくりに見えちゃいますよね。
同じ東映特撮なので制作陣もたぶん意識はしてたんでしょうが、たぶん似すぎて困ったことでしょう(笑)
コーカサスカブト城をキングコーカサスカブトに変形させるために、老朽化で壊れた歯車の代替パーツを国中から集めるという展開になるのですが、皆さんご存じの通り、歯車は歯の数や直径がきちんと合ってないと使えないので、18000個もある歯車をテキトーに集めた歯車で代替できちゃったのはツッコミどころでしたね。
図面を元に一から歯車を作るならともかく、集めてきた歯車の規格が元々の歯車にピッタリ合うことがそんなにあるはずなかろうと(笑)
特に、一番重要な場面で登場したブーンの小さい歯車は、元の歯車と歯の数が全然違っていたので、あれじゃ歯車の直径が合っていても全然噛み合わないはず。ええんかいそれで。
まぁそもそもあの歯車、よく見ると隣の歯車と全然噛み合ってないので、どうやら歯車の形をしてはいるが、我々が知る現実世界の歯車とは全く違う用途のパーツみたいです。歯が噛み合ってないということは、おそらく回転することそのものでエネルギーを生み出す小さなリアクターみたいな物なのかも(すごかが脳)
アナログ技術に見えて、実は超科学の産物だったんですねぇキングコーカサスカブト(?)
キングコーカサスカブト、大きいの? 小さいの?
前回の描写を見る限り、巨大ダイゴーグはキングオージャーより遥かに大きかったんですよね。
ダイゴーグはその後も大きくなる描写がありましたが、キングコーカサスカブトと並んだ時はほぼ同じくらいの大きさでした。つまり、キングコーカサスカブトはキングオージャーよりも相当大きいはず。
しかし既に発表されている通り、キングコーカサスカブトは最強合体時に膝から下に合体するので、キングオージャーとはそこまで大きさに違いがないはずなんですよね。
これはつまりどういうことなのか?
最強合体する時に、キングコーカサスカブトが小さくなるのか。はたまた、ダイゴーグの方が実は小さくなっていたのか。
それはチキューの大いなる謎である…
まぁ、ロボの合体前後でサイズに矛盾が生じるのは戦隊あるあるなんですが(笑)
次回、夏祭り
次回は夏祭りからの結構重要そうな回。
デズナラクが退場して、新たなボスが出てきたりするんだろうか?