第6話「六番目のULTRAMAN」
感想
最終回!
早いものでシーズン2も最終回。配信開始はちょうど2週間前なので、とっくに見終わっちゃったって人もたくさんいることでしょう。
1話が25分程度で、OPとEDを除けば全6話でも2時間くらいなので、実質は映画1本分くらいのボリューム。見始めたら一瞬で終わってしまいますな。
最終回は、多少のアニオリ展開を交えつつも、残っていたディラー星人とラスボスのペダント星人を倒して順当に終了。
全体的には期待通りの素晴らしい作品だったと思うんですが、スーツのウルトラマン6人揃い踏みの画が最後までOPにしかなかったのは少々残念だったので、なんとかして6人を集結させてほしかったですなー
原作でも(光太郎がスーツではないことを除けば)6人集結するコマがちゃんとあるので、多少ストーリーに無理が生じたとしても、6人を集結させることを優先してほしかったものです。
ラストはTAROによるタロウの変身バンクのポーズ再現で終了。
それ自体はカッコいいんですが、ぶっちゃけアニメでも原作でも暗黒の星との戦いにおいて光太郎は全然ストーリーの中心にいない(原作で暗黒の星のほとんどに因縁があるのは諸星)ので、最後をTAROに閉められてもなんか違うかなと(苦笑)
まぁ6兄弟の誰がメインなのか全然分からないってのは原作の時点からそうなので、ある意味原作通りといえば原作通りなのですが。
アニオリで光太郎の恋人を設定して、なんとか光太郎を物語の中心に寄せようとしたアニメ制作陣の頑張りだけは感じました。
ZOFFY SUIT
最終回で満を持して、ハヤタのスーツがZOFFYにバージョンアップ!
シーズン1でのエースキラー戦での出番を削られてしまったり、シーズン2ではペダント星人に捕まってしまったり、アニメのハヤタはいいとこなしな状況が続いていたので、やっとハヤタのターンが回ってきた!という感じでしたなー
やっぱりゾフィー兄さんはカッコいいぜ!
アニメでは、ZOFFYのファイティングポーズがゾフィーのM87光線っぽくなっているのも芸コマ。こういう特撮版のファンならば分かるオマージュはニヤリ。
ただ、初代ウルトラマンより後に他のウルトラマンが地球に来ていない「ULTRAMAN」の世界観においては、地球人はゾフィーのM87光線を見たことはないはずだし、ハヤタが本物のゾフィーを見たのはゼットン戦で初代マンを迎えに来た時だけなはずなので、なぜハヤタがM87光線のポーズを知っていたのかは謎(笑)
まぁ、たまたまM87光線っぽいポーズをしているだけということなんでしょうけど。
また、原作ではちゃんとスーツの発射口(左前腕)から発射していたスペシウム光線を、右手の手刀部分から発射していたのもアニオリ要素。
アニメでのスペシウム光線の発射口は右前腕なのですが、そこからではなく手刀部分からスペシウム光線を放っているということは、それはつまりハヤタも生身でスペシウム光線が撃てるということに。
※進次郎はシーズン1の時点で生身でスペシウム光線を撃っています。
アニメでは、ウルトラマン因子を持つ人間はみんな生身でスペシウム光線を撃てるという設定なのかも?