第3話「ソノ男、寿司職人」
感想
人工知能搭載人型ロボ「ヒューマギア」が、さまざまな仕事をサポートする新時代
AIテクノロジー企業の若き社長が、人々の夢を守るため、今飛び立つ!
女性仮面ライダー、仮面ライダーバルキリーが初変身を遂げるエピソード。
そして、頑固な寿司職人が寿司職人ロボを認めていくまでを描いたストーリー。
3話でいきなり寿司職人の話って(笑)
寿司職人ロボ「一貫ニギロー」を演じたのは、ウルトラマンメビウスのクゼ・テッペイ隊員役でもお馴染みの内野謙太さん。
特撮のレギュラーはメビウスが唯一ですが、東映特撮にはちょこちょこ出てらっしゃるので、ご存じの平成ライダーファンは多いのではないでしょうか。
ウルトラマンにも変身し、キンタロスに憑依された男が、いよいよロボになったか…という感じです(笑)
人間の方の寿司職人を演じた、ベテラン俳優の渡辺哲さんは、何の偶然か7月19日放送の「科捜研の女」でも“頑固な寿司職人”を演じていたので、まさか仮面ライダーでも同じような役で登場するとは驚きました。
昔ながらの頑固な寿司職人が、最終的に新しいもの(科捜研では寿司職人の学校、ゼロワンでは寿司職人ロボ)を認めるってストーリーの流れも一緒だったし(苦笑)
そして、刃唯阿が変身する仮面ライダーバルキリーが初登場。
女性の仮面ライダーが序盤から登場するのは、シリーズでも初めての試みなのでとても面白いですね。これからどんな感じで活躍するのか楽しみです。
ちなみに、仮面ライダーの歴史で「初の女性仮面ライダー」をまとめるとこんな感じになります。
- 歴史上で初めて登場した女性ライダーが、ファム
- 正規の変身者とは別に女性が変身したことがある初めてのライダーが、カイザ
- TV本編に初めて登場した女性ライダーが、朱鬼
- レギュラーキャラが初めて変身した女性ライダーが、キバーラ
- 変身アイテムが初めて玩具化されたのが、メイジ(白い魔法使いドライバーとしてですが)
- TV本編に登場する女性ライダーで、初めて専用の変身ベルトとアイテムで変身した、ポッピー(最終的には同じベルトで変身するクロノスが登場)
こうやって数々の「初」を経て、仮面ライダーバルキリーが実現したのですね。
バルキリーはベルトがバルカンと共通で、プログライズキーはゼロワンドライバーに同梱なので、メイジのパターンの変則形という感じですかね。
唯阿は、不破とはまた違って飛電インテリジェンスに敵対する立場のようなので、今後の展開がまた楽しみです。
唯阿が報告していた上司は、いったいどんな人物なんだろうか…