第9話「怪しい宝箱」
感想
メルトのメイン回。
特殊な閉鎖空間に閉じ込められる系の、定番のエピソード。
「無機物からもマイナソーが生まれる」という、結構重要と思われる設定が初めて明かされた回でした。
マイナソーを生み出した箱、普通だったら“これから大切に扱ってあげよう”みたいなオチになるところを、速攻で斬り捨てるあたりが非常にリュウソウジャーらしいなと(笑)
リュウソウジャーって、“こういう展開だったらこういうオチになるだろう”みたいな定番のパターンをあえて外していくみたいなところありますよね。
他のメンバーが積極的に罠にかかっていく中、メルトも一応疑いはするけども、知恵でどうにか解決するわけじゃなくてマスターブルーの幻影に励まされるだけだし、唯一知恵を駆使したっぽい宝箱からの脱出も、「なんで宝箱の内側に鍵穴があるの?」ってことが気になってメルトの知恵とかどうでもよく感じるし、なんかこう釈然としない展開が多い(苦笑)
巨大戦では、キシリュウオートリケーンが登場。
こういう派生形合体パターンをいくつか登場させた上で、満を持してファイブナイツを登場させてほしかったものですが、まぁ上位形態を出した後に下位形態のバリエーションを見せていく構成もありっちゃありでしょう。
ただ、キシリュウオートリケーンもキシリュウオーアンキローゼも、構成騎士竜がスリーナイツと全く一緒で、スリーナイツとトリケーンに至っては「右手の剣が武器」という特徴が丸被りしているので、もう少し差別化はしてもらいたかったところ。2体合体にするとか。
スリーナイツやファイブナイツと違って、顔が変わるのはいいんですけどね。
次回はアスナ回。