Case4 奪う
感想
本格スタート
前回までがパイロットだったため、今回からが本格的なスタート。
ということでOP映像も初公開。
特撮ファン的な見どころは、サビのゼッツのアクションシーンが、(「夢」という特異な空間を表現してのことなのか)LEDウォールだと分かるようにあえてディスプレイの切れ目が見えるような状態で撮影されていたところ。
LEDウォールを使って撮影する場合、ディスプレイの切れ目はグリーンバックにして後で背景を継ぎ足したり、そもそも切れ目がフレームの外に来るようにしたりして、背景がLEDウォールだと分からないように撮るものです。
そこを、あえてLEDウォールだと分かるように撮って、絵的なおかしさをわざと生み出す。センスが感じられるOP映像でしたねぇ。
で、今回からが本格的なスタートなんですが、2、3話がそうだったように本作は、「仮面ライダーW」と同じように前後編で1つの事件を解決していく方式っぽいので、前編だと仮面ライダーは怪人に勝てないし、お話も途中で終わっちゃうんですよね。
平成・令和ライダーは戦隊やウルトラシリーズとは違い、前後編で1つのお話を描くのが基本的なフォーマットなので本作もそれを踏襲しているだけではあるんですが…
やっぱ1話に1体は怪人倒してくれないと、スッキリしないなーって感じはしますよね。
今後は変化球として、前後編でそれぞれ1体ずつナイトメア出てくる回とかあるとは思いますが。
入来茉里さん
本格的な出番は次回っぽいですが、今回と次回ゲストで登場の花嫁役は入来茉里さん。
入来さんといえば、特撮ファンには映画「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム」のポワトリン役でお馴染み。あの映画ももう13年くらい前かぁ…(遠い目)
今回はほぼ夢の中での登場だったので、現実での姿が実はKABA.ちゃんさんだったみたいな特撮ファンにしか分からないオチにならないことを祈ります(笑)

ゼッツギア
エージェントには欠かせない秘密道具、ゼッツギアが初登場。
近年だとこれ系のアイテムは、毎年スマホ型のアイテムが出るくらいだったので、とても久しぶりな感じ。ただ何故か、ゼッツフォンはゼッツギアには含まれてないんですよね。
おそらく、真面目に考えるとカメラとライセンスはスマホで済むやろって話になっちゃうので、「W」の時代とは違って現代では、スマホをガジェットに含めるわけにはいかなかったのでしょう(苦笑)
フィジカムウイング
派生形態のフィジカムウイングが初登場。
近年では序盤のフォームチェンジのバリエーションの一つとして定番となった、飛行能力を持った形態。
平成ライダーが始まった頃は、ライダーの飛行能力は最強フォームならではのウリだったりしたんですが、近年は大した強化がなくとも仮面ライダーが空を飛べるのがすっかり当たり前になりましたな。
それだけ、空を飛ぶ映像が簡単に撮れる時代になったということなのでしょうね…(しみじみ)
次回、テクノロムストリーム!
次回は解決編。
はたして、入来さんの正体は本当にKABA.ちゃんさんなのか!?(解決するのはそこじゃない)
さらに、新フォームのテクノロムストリームが初登場!
第5話で登場する青い新フォーム… ドラゴンフォームやないかい!!