第7話 カゼになる
感想
今回は、第2のメテオカイジュウであるトライガロンの登場回。
ストーリー的には、迷惑系YouTuber(笑)にボロクソに叩かれるオメガをコウセイが庇うことで、2人の友情がより深まっていくといった感じの回でした。
メテオカイジュウ、トライガロン。
ニュージェネでは、年々ウルトラマンのパワーアップ展開が少なくなっていて、それについて賛否両論いろいろあるとは思うのですが、やっぱりヒーロー番組において新戦力登場ってのはワクワクするなと筆者は思いますね。
トライガロンは、お馴染みの前足にゲタを履かせることで後ろ足が膝をつかない格好になっているタイプの四足歩行怪獣。
デザインも、生っぽいレキネスに対して、トライガロンはメカっぽくなっているのが差別化になってていいですよね。メカっぽいけど、顔の周りに毛が生えてるのもアクセントになってて面白いですし。
このタイプの四足歩行怪獣、膝をつかない点についてはいいんですが、前足の強度的な問題なのか、前足首が一切可動しないのがちょっと残念なんですよね。将来的には、前足首を可動させられるような着ぐるみが作られたらいいなと思ってます。
迷惑系のストリーマーことオオカミ君。
悪意を持った地球人に、宇宙人ウルトラマンが苦しめられるという展開は「メビウス」でもありましたが、オオカミ君はそれを現代風にアレンジしたかのような感じ。
現実にウルトラマンが現れたら、オオカミ君みたいにフェイクを拡散して金を儲けようとする地球人はきっとたくさん出てくるんでしょうねぇ…
そんなオオカミ君を演じた小林けんいちさんは、かつて1作目の「牙狼」でバラゴ(京本政樹さんの顔になる前の本当の顔の方)を演じられた方みたい。
バラゴは特殊メイクが凄すぎて、一見して同じ人かは判別できませんが。
いやー、あのバラゴが迷惑系YouTuberになるとはねぇ(笑)

ゴモラ
今回の登場怪獣は、シリーズお馴染みの古代怪獣ゴモラのオスとメス。
本作初登場ではない既存の怪獣が登場するのは、今回が初めて。なんだかんだ、知ってる怪獣が出てくるとワクワクしますよね。
今回は終始敵としての登場でしたが、「大怪獣バトル」でお馴染みの超振動波を敵側のゴモラが使うのは、何とも複雑な気持ちです(笑)
まぁ、超振動波はゴモラ共通の能力なので、どのゴモラも使ってておかしくはないんですけども。
次回、トライガロンアーマーとモンスアーガー登場!
次回は、早速トライガロンアーマー登場!
敵の怪獣は「デッカー」以来となるモンスアーガー。YouTubeではモンスアーガーの初登場回である「幻の遊星」も配信されるので、そっちの方も楽しみですな。