バクアゲ22 炎の獅子奮迅
感想
ブンブンレオレスキュー！！
今回も引き続きブンレッド119関係のパワーアップ回。
前回はなかったブンレッド119の変身バンクが初登場。アーマー部分を順々に装着した後に、スーツ部分が一気に赤くなるという、これぞ聖闘士星矢 王道のアーマー装着演出になっていて、カッコいい～！
さらに今回の目玉は新ブンブンカー、ブンブンレオレスキューの登場！
はしご車の形態から、真っ赤なライオン形態へ変形可能なのがカッコいい～！
主題歌が遠藤正明さんでライオン型メカが登場って、それどこのガオガイガー？(笑)
これまでのいわゆる車の戦隊のメカは、車＋航空機というのがパターンだったので、車の戦隊に動物型メカが加わるのは実は本作が初めて。その意味では結構歴史的な瞬間でした。
まぁ、「ゴーオンジャー」の炎神には動物モチーフも入ってましたし、車の戦隊に限定しなければ「ゴーバスターズ」のバスターマシンは車・航空機から動物・昆虫形態に変形可能だったりしたので、シリーズ全体を俯瞰したらそこまでメチャクチャ珍しいってわけでもないんですけど。
それでもやはり、メカが動物型に変形するというギミックは、視聴者の中に眠る童心をくすぐるものがあって素晴らしいです。
ブンブンレオレスキューは先発の小型ブンブンカーよりも大きく、小型ブンブンカーを合体させられたり、これまではブンブントレーラーのゲートモードが必要だった各車のアタックモードへの変形がブンブンレオレスキューでも可能になったり等、ブンブンジャーロボに次ぐ新たなロボと言っても過言ではない存在。
そのために今回はブンブンジャーロボの登場もなかったりして、ブンブンレオレスキューは言わば、1.5号ロボ的な立ち位置と言っていいでしょう。
こういう独特な立ち位置といい、車の戦隊初の動物型メカなことといい、戦隊の歴史にいい意味で爪痕を残した存在になりましたな。
ブンブンレオレスキューがはしご車モチーフということで、今回は人命救助のシチュエーションも登場。
やはりレスキューヒーローはカッコいい…
炎をジャンプで飛び越えるところは「ゴーゴーファイブ」のOP、肩キャノンから放水で炎を鎮火するところは「特警ウインスペクター」のマルチパック等、過去の東映レスキューヒーローを思い出す演出が多くて、なんかニンマリしながら見てしまいましたな。
先日の「仮面ライダーガッチャード」にレスキューポリスの隊長2人が出演されてトレンド入りしたり、半年くらい前にバラエティ番組で取り上げられて「レスキューフォース」がトレンド入りしたことといい、時代はレスキューヒーローを求めている… かも？
それはそれとして、人命救助を描くために、人が中にいるビルを取り囲んでの巨大キャンプファイヤーっていうトンチキなシチュエーションが生まれるところが、戦隊らしいなと思いました(笑)
次回、逆境ナイン！
次回は野球回。
たしかに、関西だと例年この時期は高校野球の中継でニチアサの放送が潰される回だけども…(苦笑)
