第43話「覇王の大罪」
感想
死ぬのが決まっている追加戦士って、それブライやん?
皆さん、明けましておめでとうございます!
戦隊の新年1発目の回といえばお正月の描写が付き物ですが、チキューにはお正月の文化なさそうなので今年は見られないかなと思っていたら、なぜか敵の方でやっているという(笑)
こたつに餅つきとは、優雅なお正月だな。
こういう遊び感覚で悪いことしてる悪者ってのは、逆に恐ろしさが際立ってそれはそれでいいものです。
さて今回のお話はと言うと、前回に引き続いてラクレスが真実を語りつつ、その裏で王様戦隊が敵と戦うという二段構えのシナリオ。
夏映画のライオニール役に続き、TV本編でも出演が叶った中村獅童さん演じるコーサス・ハスティーも登場して、シュゴッダム王家の悲しい過去とラクレスの悲壮な決意が語られた回でした。
凄いどうでもいい話ですが、コーサスが吐血して常に口い血のりがついてるせいで、パッと見だと口紅塗ってるように見えるのだけは、どうにかしてほしかったところですね(?)
引っ張りに引っ張ったレインボージュルリラも、大方の予想通りにゴッドクワガタのシュゴッドソウルだったことが判明。
バグナラクの人たちも食べてるので、調理次第で美味しく食べられるものなんでしょうが、元が機械生命体の部品なのに食べられるって、いったいシュゴッドソウルは何で出来てるんでしょうか(笑)
第1話からすり替わられっぱなしだった本物のボシマールが、回想シーンとはいえカッコいいところを見せてくれたのも良いところでした。
様々な作品でありがちな子供化は、戦隊でも定番のイベント。
ただ、子供化だけでも単発エピソードが1本作れそうなところを、あえて今回みたいにサブイベント的に消化していくのは「キングオージャー」ならでは。
子供カグラギが、10歳なのに筋骨隆々のおっさんみたいな見た目ってとこだけは、戦隊的ギャグテイストでしたが(笑)
たしかに17年前の回想シーンでもあの見た目だったので、過去回とも矛盾してないんだよなぁ。
変身後は、おそらくハチオージャー以外は普段と違うスーアクさんが担当(もしくは、身長差を誇張するためにハチオージャーも普段より長身のスーアクさんが入ってるのかも)
変身前と違って、変身後のハチオージャーは他の男性ヒーローに比べて若干小柄なのですが、そのハチオージャーが一番デカいのが異常事態ってことを端的に表してて、素晴らしい画でしたね。
ミノンガンの中からはてっきりダグデドじゃない真のラスボスが出てくるかと思っていたのですが、普通にダグデドが出てきたので逆にビックリしました。
このままダグデドがラスボスを務めるのかな?
次回、ヤンマご乱心
次回は、リーダーのいない戦隊でたまにやるイメージのある、リーダー決め回。
こういう話の場合、だいたいきちんとリーダーを決めずになぁなぁで終わらせることが多いんですが、はたしてどうなるか?
また、王の証がどうとかでまたまた玩具が関わらないパワーアップをやりそう。
頼むから、もうちょっとバンダイ製品をお話に絡めてあげて!(笑)