第31話「二千年の愛」
感想
宇蟲王を怒らせた結果、キョウリュウジャー登場の前フリになる
今回は、ダグデドの軍勢に王様戦隊側がようやく一矢報いる回。
仲間割れしたように見せかけて、誘き出されてきたダグデドの姿を国民に見せつけた上で、ここ最近の世界情勢不安の原因がダグデドだったことを国民に明かすというまぁまぁの頭脳プレイ。
ここまでの回ではずっと幹部たちにいいようにやられてきたので、やっと溜飲が下がることになりました。
ジェラミーによるゼロ・レクイエムも、ここであっさりとネタばらし。無実の罪を背負ってる上に母親の死体まで操られて1人だけハードモード状態だったジェラミーなので、なんとか汚名返上だけは出来てよかった。
まぁ、こんなに早くジェラミーの汚名返上させるなら、そもそも前々回で犯人はダグデドだって言えばよかったんじゃとは思うわけですが。
王様戦隊側が一矢報いたことで、ダグデドがキレて6人を別宇宙に飛ばす…という流れでキョウリュウジャーのいる地球にキングオージャーがやってくるという展開はお見事。
キョウリュウジャーの側が並行世界を飛んでチキューにやってくるより、キングオージャーの側がダグデドの超パワーで飛ばされてきた方が自然ですもんね。
ということで非常に綺麗な流れで、次回キョウリュウジャーとの共闘編。本当、上手いことキョウリュウジャーの登場を本筋のエピソードに絡めたもんです。
どうでもいい話ですが、もっふんの声優がフォーツカ・フォーチュンというどう考えても大塚芳忠さんのもじりである名前であることが明らかに。
「フォーツカ・フォーチュンに、会いたくない?」というセリフが、どう聞いても
「大塚芳忠に、会いたくない?」
にしか聞こえなくて、この女王様なに言ってんねんと思ってしまった(苦笑)
次回、荒れるぜ!
というわけで、次回ついにキョウリュウジャーとの共闘回!!
キングキョウリュウレッドだけでなく、まさかのレッド以外の初期メンバー4人、新レッドであるプリンス、さらにキャンデリラにラッキューロ、アミィの執事であるジェントルも登場!
芸能界を引退していたアミィ役の今野鮎莉さん、まさかの復帰!
さらにさらに、顔は見えませんでしたが明らかにキング=桐生ダイゴの声で「宇蟲王をとっ捕まえてくるぜ!」というセリフもあり、事前にお出しされていた情報に比べて、内容が豪華すぎる!
咥えて、TV本放送での予告では「キョウリュウジャー」の劇伴が一部使用される徹底ぶり。
監督も「キョウリュウジャー」のメイン監督だった坂本監督が担当ということで、ほとんどVSシリーズ並みに気合が入りまくったコラボ回になりそうです。