第11話「星の魔法が消えた午後」
感想
基本的には「SF」であるウルトラシリーズに、急に現れた魔法使い。
いや、厳密にいえばプレッシャー星人は「宇宙の魔法使い」とか呼ばれていたわけで、ウルトラシリーズに魔法使いがいなかったわけではないのだけど。
プレッシャー星人は、まるで魔法にも見える超能力を使う宇宙人だったわけで、今回みたいに、魔法の杖を振って術を使うハリポタ的な魔女が出てくるのって、ウルトラシリーズからは浮きすぎていると思うのですよ(笑)
まぁそういう自由度の高さがウルトラシリーズの売りではあるのですが。
でも今回のストーリーに「魔法使い」が必要だったのかは、よく分からない(苦笑)
魔法使い役ではないですが、平成ウルトラセブンでハヤカワ・サトミ隊員を演じていた鵜川薫さんがゲスト出演。
平成セブンってもう20年くらい前なのに、見た目が当時とほとんど変わらないのってヤバくない?
ファンガイアか…? まぁカザモリ隊員役の山崎さんも見た目変わらないので、俳優さんがみんな凄いって話ですけど(苦笑)
着ぐるみが新造されたパゴスが登場。
さらにパゴスは前座で、本命はギマイラだったという二段構え。
パゴスもギマイラも、ウルトラファンは当然知ってるけども、有名かって言われるとそうでもない怪獣なわけで、それがこうして今の時代に甦ったのは、凄いことだと思うんですよね。
ギマイラって、見た目は正統派怪獣なのに、舌が壊滅的に気持ち悪いってのが特徴なんですけど、その舌まで放送当時のまま現代で再登場するとは、80ファンでも想像していなかったでしょう(笑)
というか、パゴスもギマイラもなんで選ばれたんでしょうね(苦笑)
次回、ギマイラを倒すことが出来るのか、気になります。