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【偽ウルトラマンに、ゴッドハンドスマッシュ!】ULTRAMAN FINAL(シーズン3) 第4話

第4話「信じてもらえないなら、俺は一人でもやる」

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感想

ザラブ星人を見て見ぬふりする人たち

敵の策略にハマり、どんどん孤立していく進次郎。

進次郎の無実を知っている視聴者だけは進次郎を応援せずにはいられないという、特撮ヒーローもの偽物回の定番ストーリーで進むアニメシーズン3。

はたして進次郎の運命や如何に…

 
ただ、スーツの転送を無効化されているはずの進次郎が何故かスーツを転送できていたり、科特隊基地の監視カメラが無力化されたりといった、どう考えても進次郎1人ではどうにもならない不可解な事象が起こっているのに、この4話までの間で仲間の誰もが進次郎しか疑っていないというのはあまりにもお粗末(苦笑)

光太郎はまぁ最近知り合ったばっかりだから、進次郎を心から信用できてないってのは仕方ないにしても。

本作は1作目の「ウルトラマン」の直接の後日談なので、この世界ではザラブ星人が偽ウルトラマンに変身してウルトラマンの信用を失墜させようとした記録や記憶が間違いなくあるはずなのに、進次郎の目の前で倒れている、明らかに見た目がザラブ星人にしか見えないザラヴィーについて、誰も何も言及しないのがかなり不自然。

「奴がザラブ星人なら、進次郎くんに変身していた可能性はある」とか井手さんが言ってもおかしくないと思うんですけどね。当時ザラブ星人の事件に遭遇した1人なんだし。

たとえ監視カメラの映像がなくて進次郎の証言に証拠が何もないとしても、死んでたのがザラブ星人だったら、少なくともこれまでの一連のウルトラマン暴走事件と関連があったのではと疑うのが普通だろうと。

他の異星人だったらともかく、星を滅ぼすことを仕事にしてるザラブ星人なんだから。

まぁ、アニメ化で種族そのものが変わってしまったペダント星人みたいに、ザラヴィーが本当にザラブ星人なのかは分からないし、次回以降ちゃんとザラヴィーが進次郎の疑いが晴れる根拠になるかもしれないので、今の段階でアレコレ言っても仕方ないんですけどね。

ただ、ザラブ星人に似たザラヴィーではなく、擬態化装置を使って姿を変えてるだけの別の異星人だったなら、ここまで視聴者に違和感を感じさせる展開にはならなかっただろうになぁ…とは思います。

それがちょっと残念。

主人公が追い詰められるストーリーにしたいのは伝わってくるんですけどね。詰めが甘かったかな。

 
それはそれとして、スーツが無くて光線技を使えないとはいえ、進次郎マンが貫手でザラヴィーをぶっ刺して返り血まみれになる姿は、ウルトラヒーローとしてはなかなかショッキング(笑)

TARO VS バルキュア

戦いに至るまでの流れは全然違いますが、原作通りに戦いあるTAROとバルキュア。

キスシーンも原作通り。

あれが生身のバルキュアはともかく、マスクを被ってる光太郎はキスされようが感知できないだろうとは原作の時から思ってるんですが。

バルキュア、原作だと長髪なんですがアニメではツインテール(怪獣じゃなくて髪型の方)にデザインが変更。

ゲームならともかく、アニメ作品となると長髪は3DCGでは綺麗に動かすのが難しいそうなので、デザイン変更はそういった理由でしょうね。

長髪が美しいだけにもったいない。

まぁ原作マンガは、Figure-rise Standardで追加されたオリジナル武器(EYE SLUGGER)を劇中にも登場させたり、フィギュアとかアニメからフィードバックすることが多いので、そのうち原作のバルキーもツインテールになる日が来るかもしれません(笑)

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