ドン40話「キケンなあいのり」
感想
風雲再起!
いよいよ40話台に突入したドンブラ。
残り10話もないということで、物語も佳境に…
突入するということは一切なく、犬塚とソノニの愛の逃亡劇と、はるかの路上教習を一つのエピソード内でやるといういつものトンチキぶり。
そのうえ、犬塚とソノニを襲うムラサメを路上教習中のはるかに轢かせて二つの物語を合流させるという力技。井上大先生の脳内どうなってねん…(褒めてます)
戦いの影響で急に目が見えなくなるという展開は、井上脚本でわりとありがちなイメージですよね。
女性のサポートで戦う盲目の戦士というシチュエーションは、「仮面ライダーキバ」終盤の名護さんと恵を思い出した特撮ファンも多かったはず。
ストーリーの縦線部分での見どころは、ソノニが獣人の夏美(みほ)を倒せば本物の夏美が帰って来ると犬塚にウソを教えたところ。
獣人の夏美の言葉を信じるならば、獣人を倒せばコピー元の本物の人間も死ぬはず。
犬塚が獣人の夏美を倒すにせよ、倒さないにせよ、犬塚とソノニの確執はこれで決定的となりました。
ソノニ、そうまでして本当の愛が知りたいのか…
というか、ここまで重要な話をやった後に、次の回でサンタのコスプレやってるソノニさん、どういうメンタル???(笑)
タイムレンジャー鬼
今回の鬼はタイムレンジャーがモチーフの未来鬼。
教習所のロゴのデザインがまんまタイムレンジャーだったり、教官の制服がほぼトゥモローリサーチだったりがタイムレンジャー要素でした。
タイムレンジャーと自動車教習所って関係ないと思うけどな… なんてツッコミはもはや些細なこと。
一応、タイムブルーは運転代行業やってたのでタイムレンジャーと車って無関係じゃないし。
無論、ドンブラ制作陣がそこまで考えていたかは謎ですが(笑)
未来鬼になる教官を演じていたのは、松本博之さん。
実写版「美少女戦士セーラームーン」のネフライトだったり、「仮面ライダーオーズ」のガメルだったり、東映特撮にはちょくちょく縁のある役者さんなのでご存じの方も多かったはず。
サングラスのせいでパッと見では分からなかったけど(笑)
その他の教官役で、現代のスーパー戦隊を支えるスーツアクターの五味涼子さんと蔦宗正人さん。警官役でちょくちょく出てくる高田将司さんしかり、現行でヒーローを演じてるスーツアクターさんが顔出しで出てくるのってなんか嬉しいですよね。
近年は戦隊ヒロイン1人制が続いているせいで五味さんはたまにしか変身しないので、そろそろ戦隊ヒロイン2人制が復活してほしいところです。
次回、クリスマス回!
次回はクリスマス回!
クリスマス直前の回には、クリスマス商戦のためにロボが総登場したり盛り上がる回をやるのが常なんですが、ドンブラは元々商売っ気が薄いのでそういうのはやらずにクリスマスの話をやるようです(笑)
鬼は、メディテーションやってたので光鬼っぽい。