第2話「tに気をつけろ/犯人はそこにいる」
感想
2話はマンガの2話から5話まで
地上波放送に先駆けて、U-NEXTでは第2話が配信。
毎週月曜の0時~22時までは、地上波視聴勢が2週も周回遅れにされちゃいます。悲しい。
アニメ第2話は、マンガ単行本1巻の2話から5話の仮面ライダーWが登場するところまでをほぼほぼ原作通りに再現。
マンガの1話を再現するのにアニメ1話丸々使ってた前回と全然違うじゃん!(笑)って話ですが、マンガ1話は約70ページ、2話~5話は80ページなので、実は分量的には大差なし。
マンガ1話が連載初回ってことで特別長かっただけなんですな。
あのコルクボード演出!
アニメ2話では、特撮版で印象的だったあのコルクボードの演出が復活!
特撮版では、前後編の後編の冒頭に「仮面ライダーW、今回の依頼は~」という立木文彦さんのナレーションと共に前編の内容を振り返る映像がありましたが、アニメ「風都探偵」でも見事にこれを再現。
うーん、「W」といえばコレコレ!
アニメになったからこそ出来る、特撮版の再現!
いやー、本当「風都探偵」アニメ化されてよかった。
OP「Private Eye」
第2話にてOP楽曲と映像が初披露。
特撮版の「W-B-X 〜W-Boiled Extreme〜」とほぼ同じ制作陣で作られた楽曲だけあって、雰囲気はまさに「W」。
映像の方も、夜の風都タワーを見つめるシーンから始まったり、各キャラ紹介カットのシルエットが
- 翔太郎(銀、青)
- フィリップ(赤、黄)
- ときめ(紫)
- 照井(青、黄)
という感じでそれぞれが持っているメモリの色になっていたりして、特撮版を見ていた人なら分かる粋な演出にニヤリ。
でも客層を意識してなのか、サビまで仮面ライダーWがほとんど出てこないのは玉に瑕(笑)
鷲見友美ジェナさん
仮面ライダーシリーズを10年以上に渡ってサポートし続けている公式ガールズユニット、仮面ライダーGIRLSのメンバーとして、仮面ライダーファンにもすっかりお馴染みの鷲見友美ジェナさんが、第2話に出演。
声を聞く限りではおそらく、ハナミズキの木の下でときめに脅される女子高生の内の1人。
役名が「女子」として松岡美里さんと連名になっていて、2人いるうちのどちらなのか定かではありませんが、おそらくボブカットの子の方。
いやー、応援してる声優さんが好きなアニメに出てるってのは嬉しいもんです!
劇伴が熱い!
アニメ「風都探偵」は劇伴が熱い!
翔太郎とフィリップがWに変身する時にかかるお馴染みの曲「ハードボイルド」や、犯人がドーパントに変身する時にかかるあの曲等、お馴染みの劇伴を彷彿とさせつつもちょっとだけ違う新しい劇伴が流れます。
視聴者の脳裏にフラッシュバックする、テレビで「仮面ライダーW」を見ていた頃のメモリー!
まぁ、特撮版の劇伴をそのまま使ってくれてたらもっとよかったんですけど(笑)
まさかの特撮版から続投のキャストが!?
アニメ「風都探偵」ではED後に毎回ショートアニメが挿入されますが、今回は新しく猫のミックが登場。
キャストはなんと高戸靖広さん!
特撮版を見ていた方ならお分かりかと思いますが、高戸さんは特撮版でミックが変身したスミロドン・ドーパントの声を演じていました。
つまり、高戸さんがミックをやるのは、実質「仮面ライダーW」からの続投ということに!
特撮版の視聴者にだけ分かる粋なキャスティング。アニメ「風都探偵」、やっぱり熱いぜ…