準備編
くまなく探索して軍旗と標旗を見つける
本作には士気ランクと不屈ランクというものがあり、士気ランクは敵味方の相対的な強さに影響を及ぼし、不屈ランクは士気ランクの最低保証値を表している。
士気ランクは戦闘によって増減し、一敗塗地すると不屈ランクの値まで下降する。
不屈ランクは軍旗と標旗の発見数によって上昇する。
つまりゲームの難易度を可能な限り抑えるためには、マップをくまなく探索して軍旗と標旗を発見し、不屈ランクを上げていくことが重要となる。
不屈ランクが低い場合、道中で士気ランクを高めていてもボスに負けると下がってしまい、ただでさえ強かったボスがさらに強くなってしまう。
軍旗はほぼ進行ルート上にあるので見逃すことはあまりないと思うが、標旗はマップ各所に隠されるように配置してあり、入念に探索しないと全て見つけるのは難しい。
分かれ道があったら必ず両方を進み、家屋があれば屋根の上も進む等、とにかく行けそうなところには全部行ってみるのが標旗探しのコツ。頑張って全部見つけよう。
敏捷さに気を付けて装備を選ぶ
防具(と小物)には重さが設定されており、この重さと主人公のステータス(主に土)によって、敏捷さというステータスが決まる。
軽い A<B<C<D 重い
軽いほど移動スピードが速く、武技や化勁などの氣勢消費量が少なくなり、防御力が低くなる。
逆に重くなるほど、スピードが下がって氣勢消費量が上がり、防御力が高くなる。
ただ、敏捷さDは武技一発で氣勢ゲージが一気にマイナスまで振り切れる上、本作で重要な化勁が使用できない(ボタン1回で回避になる)など最早まともに戦うのが難しい。敏捷さDだけは避けておこう。
なので敏捷さはBかCが実用的。
装備変更の画面では変更前後の数値が見えるので、防御力は上げつつ装備重量は100%を超えないように、防具を選んでいくと良いだろう。
輜重で矢を補充しておく
近接攻撃がメインといえど、何かと使うことになるのが遠距離武器。
遠距離武器の矢は、以下の方法で補充できる。
- マップ内でのドロップ
- 軍旗の輜重で購入
基本的にはドロップした矢だけでも充分足りるし、敵を釣り出すなら仙術を使う手もあるのだが、それでもいざという時に切れていると困ってしまう。
そのため、プレイに慣れない内は軍旗に寄る度に小まめに矢を買い足しておこう。
「敵感知」のある小物をつける
ミッション中は右上にレーダーが表示されているが、このレーダーはそのままではほとんど役に立たない。
せいぜい近くに軍旗がある場合に役に立つ程度。こちらに反応した敵はレーダーに映るようだが、敵が反応した=戦闘中なので、レーダーに映っていてもあまり意味がない。
レーダーを活用するには、特殊効果に敵感知がついた小物を装備すると良い。死角に隠れた敵を見つけやすいので、不意打ちで一敗塗地する危険性を避けられる。
兵書には確定で敵感知がつくようなので、敵の配置を覚えていない戦場では、小物2枠のうち1つは兵書を装備しておくと良い。
神獣の玄武も敵感知を持っているが、入手が終盤なのでほぼ意味なし。2周目で使う分にはいいかもしれない。
ボスが倒せなかったら、とりあえず援兵
ボス戦でどうしても勝てそうになければ、軍旗から選べる援兵コマンドで武将(同行してくれるNPC)を呼び出そう。
戦力としてはあまり期待できないが、タゲが分散するだけでも単純に役に立つ。
武将と共に戦うことで結義レベルが上がり、各武将のスキルがアンロックされていくメリットもあるので、積極的に援兵を利用するのが良い。
ただし、呼び出すのに消費アイテムの召兵の虎符が必要なため、やたらめったら呼び出して肝心な時に使えないということにならないように気を付けること。
自動で戦ってくれるNPC数体と、同じく自動で戦ってくれる白虎の神獣召喚を両方使えば、自分自身がド下手でもわりとなんとかなる。
戦闘編
化勁のコツ
※筆者はPS4版のプレイなので、他の機種だと異なる可能性あり。
基本的には、ボスと何度も戦って各攻撃の化勁のタイミングを覚えるのが先決。
その上でのあくまで筆者なりの考え方だが、自分が思ったタイミングよりも気持ち早めに化勁を出すのがコツ。
もう少し具体的に言うと、敵の攻撃が当たる寸前に化勁するのではなく、敵が攻撃してくるのが見えた段階で先にボタンを押して化勁を“置いて”おき、その化勁に敵の攻撃が当たるのを待つというイメージ。
実際にはフレーム単位の攻防なので、待つというほどの時間ではないが。
体感ではあるが、他の様々なゲームのパリィ要素に比べると、求められるタイミングが早め。
被弾しそうなギリギリのタイミングまで敵の攻撃を引き付けるのではなく、「これ出すの早すぎんだろ」くらいのタイミングで化勁を出すとちょうど良い。
五行相克の覚え方
敵が使ってきた仙術を無効化したり、敵の有利効果を打ち消したりする五行相克。
重要な要素なのだが五行自体が日本人にはあまり馴染みがなく、プレイヤーによっては覚えづらいことも。
覚え方のコツとしては、レベル上げの際の星の図を思い浮かべ、その右回りの書き順で有利、左回りだと不利と覚えると良い。
もしくは、木火土金水(もっかどごんすい)という基本の並び方において2個先の属性に勝つという覚え方でもOK。
どっちみち、敵の属性攻撃でよく遭遇するのは火(呂布など)と木(張譲や劉備)くらいなので、
- 火は水で打ち消せる
- 雷は毒で打ち消せるが、令土術で防御を固めても無駄
の2点を覚えておけば、そんなに困ることはないだろう。
1対多の戦闘は避ける
本作はボス戦はともかく、ザコ戦に限っては化勁などの小難しいことを考える必要はなく、基本攻撃ボタンを連打するだけで問題なく倒せる。
ただし、1対1で戦うことが想定されたゲームバランスなので、複数の敵を相手に戦うことは非常に厳しい。
なので、複数の敵と戦うことになる状況を出来るだけ避けることが重要(どうしても複数の敵が出現する状況を除く)。
もし進行ルート上に複数の敵がいる場合、
- 1体を遠距離攻撃で誘き出すか、ヘッドショットで倒して数を減らす。
- 敵の少ない別のルートが無いか探す。
- 無視してダッシュで走り抜ける(これは少々厳しい)。
等々の対応策が考えられる。
ゲーム的にもきちんと1対多を避けられるような配慮がされており、例えば、敵が徒党(氣勢が連動したチーム)を組んで待ち構えている場合、家屋や崖の上から奇襲して1人を早々に片付けられるように配置してある場合が多い。
分かりやすい順路を突き進むのではなく、屋根の上などをくまなく探索し、階下に徒党がいないか確認しながら慎重に進むのを心がけよう。
戦う場合は1対1で戦う。奇襲できるルートがないか探す。そもそも戦う必要が無い相手なら戦闘を避けてみる。これらを意識して戦ってみると良い。
目に見える範囲にいる敵は、遠距離武器で先に倒しておく
先の内容と一部重複するが、とにかく1対多の戦闘は極力避けたいので、進行ルート上に見える敵がいた場合はとりあえず遠距離武器でヘッドショットして数を減らしておくことが重要。
特に厄介なのは遠距離攻撃してくる敵。強敵との戦闘中に、屋根の上から撃たれて一敗塗地したプレイヤーは少なくないはずだ。
そういう悲しい事態を極力避けるためにも、邪魔になりそうな敵はとりあえず先にヘッドショットしておくのがおすすめ。攻撃は最大の防御。
遠距離武器はメインウェポン足りえないが、ある意味ではウォーロン最強の武器であると言える。上手く活用することが攻略のカギ。
常に不意打ちを警戒する
「仁王」シリーズからの恒例というか、本作でも序盤から不意打ちで主人公を殺すように敵が配置されていることが多い。
とにかく、見えている敵とは別に死角に敵がいる確率が高い。
- 建物の中から敵が出てくる
- 曲がり角を曲がったら敵がいる
- 背中を見せている敵に絶脈しようと近付いたら、死角から別の敵に襲われる
- 坂の途中にいる敵を攻撃しようとしたら、上から丸太が転がってくる
等々。
そのため、あからさまに無防備で背中を向けている敵がいたりしたら、とりあえずガードしながら近寄ってみたり、遠くからヘッドショットしてみて、不意打ちで敵が現れないか用心しながら進むのが良い。
敵がこちらに気付くと独特のSEが鳴る。気付いた敵がどこにいるのかパッと見で分からない場合は、とりあえずガードするかダッシュで逃げてみて様子を見ると良い。そのうち敵の位置が把握できるはず。
不意打ちで絶脈する時の小技
こちらに気付いていない敵に背後から近づいて氣勢攻撃(PSなら△ボタン)することで、不意打ちで絶脈=ステルスキルをすることが出来る。
不意打ちで絶脈を入れるには、敵の視界に入らないように背後から歩きで近付く必要がある。
この歩きで近付くのが苦手な場合、ガードを使おう。ガードしながらの移動は強制的に歩きになるため、敵がこちらを向いたりしない限りは気付かれることはない。
ただし、巡回移動している敵の場合、歩き移動だと追いつけないことがある。
移動している敵に近づく場合は、ガードしながらジャンプで近付こう。ジャンプは足音を察知されないため、ガードと組み合わせれば移動している敵にも無音で素早く追いつける。
100%成功するわけではないが、近付く成功率が上がるので練習してみよう。
戦いやすい場所へ敵を誘導する
1対多の戦闘を避けるのと同じくらい重要なのが、自分に有利な場所で戦うということ。
広い攻撃範囲の敵と狭い場所で戦ったり、四方八方から銃弾が飛んでくる場所で戦ったりするのはNG。
もし、明らかに不利な場所で戦闘が始まってしまった場合には、まずは戦いやすい場所へ移動することを考えよう。
冥旗から情報を得る
他プレイヤーが落命した場所には、紫に光る冥旗が残されている。
冥旗に触れることで一時的に士気ランクを上げることが出来るが、それと同じく重要なのが、冥旗に記録された死因から近くにいる敵の情報が得られること。
パッと見で姿が見えない敵の名前が冥旗に書かれていたら、そいつがどこかに隠れている可能性が高い。
ちょっとした索敵に使えるテクニックなので、冥旗を見かけたらチラッとだけでも何の敵の名前が書かれているかチェックしてみよう。