第13話「狙われた隊長 ~マルゥル探偵の事件簿~」
感想
ジッチャンの名にかけて
今回は、マルゥルが「金田一少年の事件簿」「名探偵コナン」「古畑任三郎」「男はつらいよ」のパロディで茶番を繰り広げながら、この時期恒例の総集編として1クール目を振り返る回。
話数としては、13話というちょうど全体の半分くらいの位置ですが、本作は1クール目に2回特別編を挟んでいるので、時期としては10月中旬というなんだか変な時期に総集編をやることに(笑)
探偵もののパロディに力入りすぎてて、総集編にした意味なかったんじゃないかって感じもありましたが(笑)
総集編でしたが、マルゥル初のメイン回ということもあってマルゥルのキャラ掘り下げも忘れません。
自室にはメトロン星人お馴染みのちゃぶ台。初代が使っていた赤い結晶体(宇宙ケシの実)に、マックス版が飲んでいた眼兎龍茶まであって、ファンならば思わずニヤリ。
でも一番の注目ポイントは、自室のドアが開く時のSEがウルトラ警備隊司令室のドアのものと一緒だったということでしょう。
って、マルゥルの掘り下げっていうか全部過去作のオマージュやないかい!(笑)
まぁ、来年ウルトラセブン55周年なんで、許して下さい(?)
結局ケンゴって何者?
前回のお話が説明不足だった自覚があったのかは定かではありませんが、今回で改めて
「僕は3000万年経って復活したトリガー自身。トリガーに芽生えた光から生まれた」
というケンゴからの補足説明的セリフがありました。
そういうセリフ、前回に入れてあった方がよかった気がしますけど…(苦笑)
まぁこれで、超古代のトリガーと分離したケンゴが現代でいきなりトリガーに変身できたのもケンゴがトリガー本人だったからとか、そもそもの歴史ではケンゴが未来から来ていなくても何らかの理由でトリガーダークに光が芽生えてトリガーに生まれ変わっていたんだとか、前回のいろいろな疑問点も腑に落ちましたね。
石板を解析してパワータイプとスカイタイプのハイパーキーが出来たのも、そもそも超古代でトリガーから分離したパワータイプとスカイタイプが光になって遺跡(石板)に吸い込まれたから。
トリガーがわざわざハイパーキーでタイプチェンジする理由を、超古代で分離させた他のタイプが遺跡に吸い込まれたからという形で後付けしてくるなんて、そんなの予想外だよ(笑)
あとは、トリガー本人のケンゴがどういう風にして人間として生まれ、お母さんが育てるようになったのかのエピソードが描かれれば、ケンゴが何者なのかという疑問は解決でしょう。
イーヴィルトリガー?
マルゥルが金田一パロディをやったり、総集編をやったりしている最中、ガッツスパークレンスのプロトタイプを手に入れ着々と闇の巨人になるフラグを立てていくイグニス。
イグニスさん、やはりイーヴィルトリガー(仮)になる…?
そうなった場合、トリガー最強形態の相手がイーヴィルトリガー(仮)ってことでしょうか?
細貝圭さん、10年ぶりにまた主人公最大のライバルとなるのか?(苦笑)
次回、宇宙の生命を守護する戦士ウルトラマンリブット!
次回は、ウルトラギャラクシーファイトの宣伝を兼ねた、アブソリュートディアボロとウルトラマンリブットの登場回!
リブットもようやくTVシリーズに登場かぁ。胸が熱くなりますな!