第11話 あまい言葉にご用心!
感想
ロマンス詐欺の回
今回は、グラニュートがロマンス詐欺で人間を誘き出してヒトプレスにする回。
通常のロマンス詐欺であれば金銭を奪うものですが、グラニュートによるロマンス詐欺は命を奪うのだから恐ろしい。
とはいえ、前回登場したヤードが幼稚園などで大量の子供をヒトプレスにしていたことを考えると、今回のアーリーはメール等のやりとりで手間暇かけて、やっとターゲット1人を誘き出せただけなので効率はめちゃめちゃ悪いやつです。
おそらく、ストマック家からは大して評価されていなかったことでしょう(笑)
ヴァレンを変身解除に追い込んだので、腕っぷしは強かったのになぁ。
さて一方のストマック家はというと、シータとジープの双子は度重なる失敗によって政略結婚に出されることになり、仕入れ担当はランゴ兄さんが代わりに行うことに。
特撮やアニメの悪の幹部は、ヒーローに作戦をどれだけ邪魔されても立場を追われることはそんなにないので、2人が普通に立場を失っていく今の展開は新鮮で面白い。
10話という短い期間のガヴの活躍で2人の立場が失墜したということは、逆に考えるとショウマが人間界に来るまでは何の障害もなくあの2人がヒトプレスをコンスタントに調達していたということになるので、何気にメチャクチャ怖い。あの世界、失踪者とか行方不明者メチャクチャ多かったのでは…
早くランゴ兄さんをどうにかしないと…
政略結婚させられることになったシータとジープ。もしかすると2人がストマック家を離反する展開になったりするのかも。
「富裕層に嫁いでもらう」とランゴ兄さんは言っていましたが、ジープは設定上でも明確に男性。男って嫁げるのかなぁ?
グラニュート社会は、現実の日本とは法制度なども違うでしょうから、まぁ大丈夫なんでしょうが。
ジープが富裕層のグラニュート女性の家に嫁ぐのか、はたまた男色の富裕層グラニュート男性の家に嫁ぐのか、その辺も気になります。ニチアサで放送できる絵面になるかなぁ…
まぁ、その辺はあんまり突っ込んでは描かないかな(笑)
田中美央さんボイスの小学生
今回のグラニュート、アーリーは小6男子に化けていました。
ボンも女性に化けていましたし、グラニュートの擬態装置はかなり優秀。出来ればみんな女性に化けてほしい(?)
アーリーの声を担当したのは、田中美央さん。
先日TV放送された「ゴジラ-1.0」や、今年公開の「ウルトラマンブレーザー」の劇場版にも出演されていて、特撮ファンにはお馴染みの役者さん。
過去には「キラメイジャー」でも怪人の声をされていたそうですが、仮面ライダーシリーズは今回が初。今怒涛の勢いで特撮作品を網羅されていっています。
いつか、顔出しで戦隊の司令官役とかやってほしいですなー。
次回、ヴァレン新フォーム!
次回は、ヴァレン ドーマルフォームが登場!
ショウマがヴァレンの正体を知っただけでなく、絆斗もガヴの正体を知るようですし、序盤の見せ場となる回になりそうですな。