【令和の最新戦隊は、懐かしさの塊】爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ1

特撮・アニメ

バクアゲ1 届け屋のハンドル

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感想

特撮大好きオジサン、懐かしポイントを振り返る

何もかもみな懐かしい…

 
と沖田艦長の名言が言いたくなるほどに、今日から始まった新戦隊は懐かしさに溢れたものでした。

というわけで本日から新番組爆上ばくあげ戦隊ブンブンジャー」がスタート!

爆上げって言うほどテンション高い感じはしませんでしたが(笑)、変身⇒名乗り⇒巨大戦というスーパー戦隊かくあるべしみたいな要素がきちんとパッケージされた1話だったので、満足感というか安心感のある1話でした。

ここ数年の戦隊シリーズが異色続きだっただけに、最新の戦隊なのに懐かしい感じがするという、不思議な体験をすることが出来ましたね。

ということで、ここからは「ブンブンジャー」の何が懐かしかったのかを簡単にまとめていきましょう。
 

懐かしポイント1 車の戦隊

車は戦隊ロボのモチーフとして採用されやすい題材なので、1号ロボを構成するメカに車が含まれている戦隊は多くてそんなに久しぶり感はないんですが、実は車の戦隊としては結構久しぶり。

ここで言う車の戦隊の定義は、下記の2つ。

  1. 初期メンバーが乗る1号ロボの構成メカに飛行メカを含まない。
  2. 車以外のモチーフを持たない。

1.によって「キラメイジャー」や「ゴーバスターズ」等が、2.によって警察の戦隊であるパトレンジャー等が、ここで言う車の戦隊の定義からは外れることになります。

そうやって定義から外れる戦隊を除いていくと、実は純然たる車の戦隊の先輩は、16年前の「ゴーオンジャー」にまで遡っちゃうんです。

車モチーフって定番なような気がしますが、こうやって考えてみると実は結構懐かしいものだったんだなと分かりますよね。

…あ、ちなみにこの車の戦隊の定義ってのは筆者が勝手に言ってるだけなので、公式のものでも何でもないのは悪しからず(苦笑)

懐かしポイント2 背景が実景

前作「キングオージャー」は地球とは異なる星チキューが舞台だったこともあり、採石場やンコソパの一部地域のシーンを除いて、ほとんどがグリーンバックやLEDウォールを背景にして撮影されていました。

ロケのように見えるシーンでも、事前に撮影された背景用の映像素材を合成なりLEDウォールに映すなりして撮影されており、現実の地球の実景をバックに撮影されたシーンがなかなかなかったんですよね。

本作では舞台が地球(たぶん。明言されてないけど)ということもあって、現実の地球の実景をバックにして描かれる戦隊は久しぶり。

しかも、前々作「ドンブラザーズ」は巨大戦が脳人レイヤーという特殊な空間だったこともあり、異星だったり特殊な空間だったりしない、純然たる普通の地球で戦う戦隊は実は2年ぶりです。

懐かしポイント3 変身と名乗り

本作は変身バンクがちゃんとあって、名乗りもやります

「キングオージャー」が変身バンクもなければ名乗りもしないという異色すぎる戦隊だった反動もありますが、歴代スーパー戦隊のほとんどがやってきた様式美がちゃんとあるというだけで、もはや懐かしすぎるポイント。

ちなみにブンブンチェンジの一連の変身アクションについてですが、右腕を大きく回すアクションが「カーレンジャー」の名乗りっぽかったり、変身アイテムの下部を左腕で滑らせて回すアクションが「ボウケンジャー」のアクセルラーっぽかったり、なんとなく歴代戦隊を思い出させる部分があります。

これが意図的なものなのか、モチーフが同じなのでたまたま似ちゃったのかは分かりませんが、特撮大好きオジサン的には、ニチャア…ってなっちゃうところですよね。

懐かしポイント4 ピンクがワゴン

なぜか車の戦隊では伝統的に、ピンクはワゴン車がモチーフのメカに乗ることになっています

「ターボレンジャー」のターボワゴンしかり、「カーレンジャー」のピンクビークルしかり。

本作でブンピンクがブンブンワゴンなのも、確信犯的にこの伝統に乗っかったものでしょう。

29年前の「カーレンジャー」はおろか、35年前の「ターボレンジャー」のことまで覚えてる視聴者は非常に少ないと思いますが、覚えてる人はピンクがワゴンなのを見て懐かしい…ってなったことでしょう。

懐かしポイント5 巨大化担当の幹部がいる

戦隊の怪人は伝統的に、等身大で戦った後に巨大化しますが、この巨大化の方法は大別すると

  • 自力で巨大化する
  • 巨大化担当の幹部に大きくしてもらう

の2種類があります。

ここ数年は、自力で巨大化するか巨大戦用の敵が別にいるパターンがほとんどだったので、巨大化担当の幹部(幹部?)がいるのは2018年の「ルパパト」以来なので6年ぶり。

6年経ったら小学1年生は小学校卒業してるわけで、そりゃ懐かしいわけだ…

ちなみに巨大化担当のヤイヤイ・ヤルカー役、諸星すみれさんは本作が特撮初出演ですが、アニメの方では「ULTRAMAN」でマリー(ウルトラの母)を演じているのと、「ポプテピピック」になぜかあった実写特撮パートでヒロインを演じているので、厳密に特撮初出演かと言うと違う気がしてきます(笑)



これまた余談ですが、今回登場した怪人ウエディングドレスグルマーを演じているのは、「電光超人グリッドマン」の魔王カーンデジファー等でお馴染みの佐藤正治さん

ハシリヤンの幹部を演じている声優陣よりもぶっちぎりで大ベテランの方が、1話のゲスト怪人というのが凄い。

新しポイント サポートロボが1号ロボ

懐かしポイントとは逆に、新しポイント(日本語どうなってんねん)も挙げてみたいと思いますが、懐かしポイント挙げるだけで感想記事がドンドン長くなってきたので、新しポイントは1点だけ!

それは巨大ロボ、ブンブンジャーロボとサポートロボのブンドリオ・ブンデラスが同一の存在なこと!

これは過去の戦隊で例えるなら、「カクレンジャー」のニンジャマンが1号ロボをやっているような状態であり、シリーズとしてはかなり画期的。

49年もシリーズが続いているのに、まだまだ新しい要素が生まれてくるとは、さすが長寿シリーズなだけあるなぁ…

ちなみに情報解禁時からとっくに話題ですが、ブンブン役の松本梨香さんは「ファイブマン」で同じくサポートロボのアーサーG6を演じていたことで戦隊ファンにはお馴染みです。

筆者としては「ファイブマン」は直撃世代の戦隊なだけに、松本梨香さんがまたアーサーみたいなサポートロボを演じてくれるというのはまさにエモいと言わざるを得ません。

次回、ブルーがツンの回

次回は戦隊の定番、ブルーがツンの回。

思い返してみると、車の戦隊のブルーはブルーターボしかりブルーレーサーしかりゴーオンブルーしかり、クールと言えるタイプがいなかったので、車の戦隊のブルーでこういう話なのは意外に初かも?

楽しみですねぇ。

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