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【明かされる真相! 本作の世界観や今後の展開も考察してみた】GARO-VERSUS ROAD- #9

#9「PROLOGUE」

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感想

明かされるデスゲームの真相

かつて、黄金騎士ガロが500年に一度の大災厄に立ち向かい、自らの命を犠牲にして世界を守った。

ガロの空位を埋めるため、「士導院」は100人の魔戒騎士候補生を争わせ、最強の1人を選出しようとしていた。

幾人もの犠牲を出しながら「十三(じゅうさん)」が最後の1人となったものの、彼は牙狼剣を抜くことは出来ず、ガロとなることは出来なかった。

謎の少女「伽堂アザミ」によって、ソウルメタルを超える力を持つ「ダークメタル」の存在を知った十三こと「葉霧宵刹」は、再び100人の人間を集め、その陰我でダークメタルを生み出そうとしていた。

ガロを超える鎧を作るために…


 
というのが、本作のデスゲームの真相。

南雲が真相にたどり着く前に、視聴者に説明されてしまった(苦笑)

魔戒騎士が不在? 本作の世界観を考察

今回の葉霧とアザミの過去回想によって、本作が魔戒騎士や魔戒法師が存在する、従来の牙狼シリーズと似た世界観の物語であることが確定しました。

しかしながら大きく違うのは、「500年に一度の大災厄」によって先代ガロが死んでしまっているということ。

「500年に一度の大災厄」とは

1作目の「牙狼」第14話にも登場したワードで、その際は魔界に1000体ものホラーが出現するというものでした。

この作品は、冴島鋼牙シリーズとは繋がっていないでしょうから、全く同じ事態が起きたとは限りませんが、それでも相当数のホラーが出現する、文字通りの大災厄であったと思われます。

「牙狼」第14話においては、黄金騎士ガロと銀牙騎士ゼロの共闘によって1000体のホラーは無事に討伐されましたが、本作では残念ながらガロさえも倒れてしまったようです。

過去作においても、ガロが不在の期間というものはありました。
(1作目で、大河が死んでから鋼牙が成長してガロを継ぐまでの期間。「闇を照らす者」で、流牙がガロを継ぐまでの期間等々)

たとえガロ不在でも、他の騎士が師匠となって黄金騎士となる者を育てるのが牙狼シリーズの常なのですが、本作では新たなガロを選出するという重要な場面においても師匠である騎士の姿がありません

なので、おそらくですが、ガロどころか全ての魔戒騎士が全滅してしまったのが、本作の世界観なのではないでしょうか。

まともな魔戒騎士が1人でも生き残っていれば、少なくともガロになる騎士を選出するために100人の候補生に殺し合いをさせるという考えには至らないはずなので、おそらく騎士不在の期間が長すぎて

  • 「守りし者」に相応しい精神性を育てる方法
  • 騎士の鎧を継承させる方法

といった情報が後進に受け継がれなかったのが本作の世界であり、魔戒騎士のルールに明るくない魔戒法師しかいないのだと思われます。

今後の展開を考察

葉霧の目的が「ダークメタルでガロを超える鎧を作ること」だと判明したので、素直に考えるならば、この後はガロを装着した空遠ダークメタルの鎧を装着した葉霧との戦いを見たいというのが、大体の視聴者の願い。

しかしながら、本当にこの世界が魔戒騎士が全滅した世界ならば、空遠がガロを継いでめでたしめでたしで終わるはずがありません。

空遠は魔戒騎士や魔戒法師のことを何も知りませんし、そもそも黄金騎士になれるような器でもないと思いますし。

番組的にはガロが戦わないと不完全燃焼どころではないので、最終的には空遠がガロになるとは思いますが、それは一時的なもので、「正式な魔戒騎士となるために、守りし者としての道を歩み始める」という感じの終わり方を、一応の落としどころとするのではないでしょうか。

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