第5話「アキトの約束」
感想
破壊暴竜デスドラゴ
2回の特別編を挟みまして、3週間ぶりに本編再開した「ウルトラマントリガー」。
そんな今回の第5話では、本作で初めてとなる完全新規怪獣、破壊暴竜デスドラゴが登場。
ニュージェネでは完全新規の怪獣は貴重ですから、俄然注目してしまうってものです。
しかもデスドラゴは、なんとこのトリガーの世界に初めて現れた怪獣。そんな気になる設定にされたら、劇中でどんな活躍をするのかメチャメチャ気になってしまうやん…!
なんて放送前は思っていたのですが、フタを開けてみたら、本当に世界に初めて現れた“だけ”でそれ以外には特に何もない奴でした。
いや、一応アキトの両親を殺した存在という設定もあるのですが、なんかこう、もうちょっと強大な敵であることを期待していたというか…
名前的にも闇の巨人と何か関係あるのかと思ってたら、ただカルミラに操られるだけでしたし、特殊な能力とか高い知能があるわけでもなく…
わりと普通の怪獣でしたね(笑)
まぁニュージェネの怪獣ですから、後年の作品でもうちょっと設定やバックグラウンドが膨らまされることでしょう。
ガッツウイング!
回想シーンでデスドラゴと戦っていたのは、シズマ会長の乗ったガッツウイング1号!
いやー、新商品の販促には余念がありませんなぁ(笑)
GUTS-SELECTではなく、思いっきりGUTSのマークが入った機体なので、もしかするとシズマ会長はガッツウイングに乗ってネオフロンティアスペースからやってきた異世界人なのかも?
妄想は膨らみます。
従来作であれば、ガッツウイングを操縦するシズマ会長のシーンを少しくらいは撮影すると思うんですけど、本作にはコックピットのセットがないので、撮るに撮れなかったんでしょうね(苦笑)
マルチ・スペシウム光線だ!
デスドラゴと戦うトリガーが、腕を十字に組んで必殺技の贈り物!
これは、かのウルトラマンティガが使っていたマルチ・スペシウム光線なのか!?
元々のマルチ・スペシウム光線も初代マンへのオマージュなので、オマージュのオマージュ(笑)
さらに、スカイタイプの初登場回では見づらかったタイプチェンジも、ようやくほぼ全身の変化を見ることが出来ました。
やっぱこのカラーリングのマルチもなかなか良いなぁ。
ただ、デスドラゴの猛攻に「そうだ!」って何かに気付いたようなセリフを言った後に、特に変わったことをするでもなく普通にランバルトアローストライク撃つだけっていうのは、もうちょっとどうにかしてほしかった(苦笑)
次回、サタンデロス
次回は、ギガデロスのマイナーチェンジであるサタンデロスが登場!
たぶん来年か再来年には、デスドラゴもうこうやって再登場するようになっているでしょう(笑)