第33話「ウルトラマンサーガ 第5章『本当の戦い』」
サーガ分割放送5回目。
いよいよ今回で、サーガの分割放送も終了です。
皆さんお待ちかねの、ウルトラ兄弟登場シーンの放送も今回でございます。
旧列伝で、サーガ未公開映像を含む第39話が放送されたのが、2012年の3月28日ですから、実に約2年ぶり!
改めて考えると、びっくりの時間経過ですよね。
今回はもう最初からクライマックス!
「結局俺は、何も… 誰も守れないのかよぉぉ!!」
「まだだ。まだ終わりじゃない」
「でも、もう力が…」
「限界を超えた時、初めて見えるものがある
掴み取れる… 力が」
「立つんだ! タイガ。僕らはまだ、守れるんだ!」
「守れる…!」
「本当の戦いは…」
「本当の戦いは!」
「本当の戦いはぁー!」
「諦めないでー!」
『本当の戦いはここからだ!』
3人の諦めない心に応え、光り輝くサーガブレス。
3人のウルトラマンの力が一つとなりて、今ここに誕生する新たなウルトラマン。
というわけで、いよいよタイトルにその名を冠するウルトラマンサーガの登場です。
それまでのウルトラマンにはない独特のデザイン。
明確なラインのないカラーリング、体の各部から漏れる光。
新時代のウルトラマンに相応しいデザインですよね。
一応ゼロの意匠を残しているので、上半身が青、下半身が赤系統のカラーリングです。
キャプだと分かりづらいので、これは高速戦闘のシーンですが(笑)
劣勢に立たされたハイパーゼットンが生み出した、怪獣兵器軍団。
この辺から、未公開映像ですね。
「我々は、必ず勝つ」
「そうだ。どれほど恐ろしく」
「どれほど、巨大な災厄が降りかかろうとも」
「我々は絶対にくじけてはいけない!」
「どんなに傷つけられても、立ち上がり!」
「必ず、未来を掴もう! それが…」
なんだウルトラ兄弟ってのはこんなにかっこいいんだろうなぁ!!!!
北斗の変身ポーズのキレ良すぎでしょ!w
ゲン、1人だけセリフのテンション熱すぎでしょ!w
でも、なんで4人は宙に浮いてるのwww
というか、そもそも5人はどうやって次元を超えて別の宇宙に来たんだろうね。
光の国の全エネルギーを集めても、送り込めるのは1人のはずなのに。
あれかな。サーガブレスの力かな。ノアさんの奇跡かな。うん。そういうことにしておこう(笑)
ウルトラ兄弟と怪獣兵器の戦いを、1カットで見せる演出かっこよかったね!
まぁ、グリーンバックで撮った映像とかCGを切れ目なく繋いでるだけで、本当に1カットなわけじゃないけど(笑)
意外とあっさりした活躍でした。
当初の構想だと、ゼロとダイナの合体したサーガ、コスモスとジャスティスの合体したレジェンド、6兄弟とメビウスの合体したインフィニティーの3人の合体ウルトラマンが登場するみたいな案もあったらしいんですけど、最終的には3人に集約されてよかったのかも(笑)
一方その頃、激突するサーガとハイパーゼットン。
一進一退の攻防。
「あたしら皆、ウルトラマンの力を信じてる!
だから! 今度はアンタが!
アンタがあたしらを、信じてくれ! ウルトラマーン!」
「…信じてるよ。ずっと、昔から」
元は人間だったアスカがこう言うのも何か変な気もしますが、ムサシやタイガはまだ日が浅いし、ゼロとコスモスは今一体化していて個の意識がないので、他に言わせる適任者がいませんね(苦笑)
人とウルトラマンが、お互いを信じ、力を合わせた結果の「落とし穴」。
事前にちゃんと布石は置いてあったけど、3人のウルトラマンを苦戦させた強豪怪獣が、まさかの落とし穴w
「聞こえるか! ムサシ、タイガ!」
「聞こえる… みんなの声が!」
「行こうぜ… みんなで生き抜いて行こうぜ!」
これこそが、本作に込められた最大のメッセージ。
こうして、見事ハイパーゼットンは倒され、バット星人の野望は打ち砕かれたのであった。
タケルの母役は、ウルトラファンにはお馴染みの中丸シオンさん。
「やっと終わったな…」
「いや、これから始まるんすよ。先輩」
「言うじゃねぇか後輩」
戦いを終えた、戦士たちの笑顔。
戦いは、終わった…
Twitterで見かけたツイートによれば、DC版が劇場公開された時もここの映像はなかったらしいので、列伝での追加映像らしいですよん。
通常版では、ダイナとコスモスはいつの間にか去っていたので、この1シーンがあるだけでも
「人には誰でも、前に進む力がある
みんな。また一緒に、この空を飛ぼう」
「アスカ。あたしたちもいつか、必ずあなたに追いつく!」
「待ってるぜ!」
一時の再会。そして別れ。
いつかまた、アスカがスーパーGUTSのみんなと空を飛べる日が来ること、私は願っています。
本当は、アスカ帰ってくる予定だったんだけど、つるのさんの「帰らない方がアスカらしい」の一声で、展開変わっちゃったんだ(笑)
自らの命を懸け、子供たちを守りぬいた女性たちは、普通の女性へと戻っていったのだった。
共に戦った戦友に敬意を表して「フィニッシュ!」のポーズを決め、今またゼロは、自らが守るべき、アナザースペースへの帰路につくのだった。
ウルトラマンサーガ
大団円!!
次回は、サーガの続編に当たるウルトラゼロファイト第一部をまとめて放送!
分割放送した作品をまとめて放送だなんて、不思議な感じだぜ!(笑)
コメント
いや~やはり最後は熱いですね!サーガの荘厳な登場シーンは何回見ても感動します…。個人的に、サーガ以前の劇場版のラストは、ウルトラマン達が力を取り戻し(合体やパワーアップなど)たら、敵がどんなに巨大強大でも結構あっさり決着がついてしまう事が続いていたのが、今作ではサーガになってやっとハイパーゼットンと互角に勝負ができるというのが気に入っています。一方的なのもいいですが、実力が拮抗していて次第に逆転していく方が好きなので。
ウルトラ兄弟の活躍がわりとあっさりめなのは自分も感じましたが、劇場公開版でカットされたくらいですから、これでよかったと思っています。でも格好良かったですね!自分は特にレオですね!怪獣兵器とはいえ、かつてはウルトラ5兄弟を圧倒したタイラントを逆に圧倒する姿に痺れました!更に言うなら、レオ本編でも見れなかったダンとゲンの同時変身が見れるなんて(感激)!
今回改めて見てみて、ウルトラファンだけでなく、東日本大震災復興の為の応援歌としても素晴らしい映画だと再認識しました!生命の輝きの戻った地球で、アンナ達やタイガがどのような未来を紡いでいくのか…いつか見てみたいですね。
サーガ登場からラストまで、ノンストップ神回でした。BGMが好きなんです、あのあたりの。
サーガvsハイパーゼットンはドラゴンボールの超サイヤ人悟空vsフリーザのような印象を受けます。そういえばサーガの頭部も超サイヤ人っぽい形をしているように見えてきた気がするわ。
ウルトラ兄弟のメッセージは熱いものがありましたね。これを切らなきゃならなかったスタッフ、相当の苦渋の決断だったでしょうね。
ウルトラ兄弟登場&空を飛んでいるというのはウルトラマンが神のような存在であることを表しているのかもしれませんね。本当に苦しい時でも最後まで諦めなければ助けに来てくれる存在として、人知を超えた登場をすることでそんな感じの雰囲気を出そうとしたんだと思います。まあ実際はサーガの力でしょうけど。
ところでサーガさん、ハイパーゼットンとの激突シーンで叫んでましたね、「サァーーガッ!」って(笑)。
そういえばこの時のジャックのスーツアクターって女性らしいですね。
シュンさん>
タイラントを圧倒するレオ、たしかにかっこよかったです。
>レオ本編でも見れなかったダンとゲンの同時変身が見れるなんて(感激)!
そ れ だ !!
>アンナ達やタイガがどのような未来を紡いでいくのか…いつか見てみたいですね。
そのためには、また侵略者に来てもらわないといけないのが、少し忍びないですな。
激団死鬼さん>
>これを切らなきゃならなかったスタッフ、相当の苦渋の決断だったでしょうね。
全くその通りですね。
>ハイパーゼットンとの激突シーンで叫んでましたね、「サァーーガッ!」って(笑)。
自己主張の強いやつです(笑)
イケバユウトさん>
そんなことないと思いますけども。