第十二話「大団円!明日への希望」
感想
デカいラスボス! カミンスキーゴーレム
ついに最終回!
ぶっちゃけ、11話までのこのアニメはいまいちに感じていたんですけど、最終回はメッチャよかったですね(苦笑)
最終回みたいな熱い展開を、1~11話までの間にも振り分けてほしかったなぁと、今にして思います。
最後の戦いの相手は、カミンスキーがセバストーポリと合体した、カミンスキーゴーレム!
華撃団の霊子戦闘機を遥かに上回る巨大なラスボス! こういうロボットアニメ的展開を待っていたんですよ!!
その前の、全裸で結晶化したゴッドカミンスキー(仮)はよく分からなかったですが(苦笑)
帝都、上海、倫敦、伯林 全華撃団集結!
超巨大なカミンスキーゴーレムを前に、帝国華撃団だけでなく、上海、倫敦、伯林華撃団も現れ、全ての華撃団の力を合わせる!
こういうロボットアニメ的展開を待って(ry
EDを歌うだけ歌って、今までセリフがゼロだった上海のユイ(上坂すみれさん)にもようやく出番が!(笑)
しかしいろいろな事情はあると思いますが、各華撃団から1人しか戦いに来ていないのは、さすがに何か説明してほしかった。
伯林はまだ隊長のエリスが来ているからいいとして、上海のシャオロンと倫敦のアーサーは、隊長のくせにこの一大事にどこで何を?
シャオロン、EDでチャーハン作ってる場合じゃないんだよ!(笑)
霊子戦闘機「天神」 クラーラと共に空に舞う!
「伯林華撃団と共同開発した試製桜武の姉妹機」として言及されていた機体と思しき霊子戦闘機「天神」が、クラーラを乗せて初出撃!
この白いカラーリング、「天神」という名前、どう考えても、旧作の主人公「大神一郎」が乗ることを想定して作られていた機体じゃないですか…
デザインがどう見ても主人公機じゃないというのは仕方ないので置いておくとしても、こういう旧作ファンに向けたサプライズ、正直熱いなぁ…
まさかの霊子戦闘機の合体!
試製桜武と天神が、まさかの合体!
サクラ大戦シリーズで「合体よ!」なんてセリフを聞く日が来るとは思わなかった(苦笑)
合体状態があんまりカッコよくないのは置いておくとしても、やっぱりロボットアニメにおいて「合体」ってただそれだけでカッコいいんですよね。
あとは、やはりそのカラーリングとネーミング。
真宮寺さくらの搭乗を想定していたから、機体色がさくら色で名前が「桜武」
大神の搭乗を想定していたから、機体色が白で名前が「天神」
まぁ、あくまでも推測でしかないんですけど、それでもこうやって旧作を連想させる設定にしてくれたことは嬉しいです。
サクラ大戦4に登場した最終主人公機の「双武」がヒロインとの2人乗りだったわけですが、そこから「双武は強力だったけど、やはり頭数が必要な場合もあるから合体・分離できた方が良い」という設計思想で作られたのかなとも想像できたり。
ただ、「伯林華撃団と共同開発」だから、アイゼンクライト系列ってことでモノアイ(光武はカメラ二つ)なんでしょうけど、飛行形態になる可変機なら、紐育華撃団(STARが可変機のため)との共同開発の方が自然だったとは思います(苦笑)
クラーラ加えた6人で「スタァ誕生」
ラストには、クラーラを加えた6人の華撃団員で「スタァ誕生 花組ver」でフィナーレ!
いやぁ、やっぱりこの曲、いい歌ですよね…
最悪、この6人で歌うステージは、クラーラが死んだ後のイメージ映像って予想もしていたので、クラーラが無事でよかった…
次回作への布石いろいろ
アニメ版で誰よりも大活躍していた白秋さんの正体に関する言及は、次回作へお預け。
飛び去る際に、かつてカミンスキーが見た「神」と同じ羽根を生やしていたので、やはり白秋さんがあの謎のクリスタルに乗って地上に落ちてきた存在と見て良さそうです。
両目が赤く光っていたので、やはり降魔に類する何かなのか…?
また、ED後には、正体不明の謎の人影もあり。空に浮かぶ都市の幻(幻都?)もあり。続きを匂わせる要素ばかり…
これらの要素が明かされるかどうかは、新サクラ大戦関連商品の売り上げ次第でしょう。
新サクラ大戦2もプレイしたいし、アニメ2期も見たい。
なんとか、次に続いてほしいものです!