第36話「岐路に立つ人類、それぞれの決意」
感想
仮面ライダーアギレラ!!
皆さんお待ちかね!
満を持して登場の仮面ライダーアギレラ!!
夏木花が一度捨てたアギレラの名を、今度は「仮面ライダー」として名乗るという燃える展開。
「私は夏木花… またの名を、仮面ライダーアギレラ!」というセリフもなかなかにカッコよくて素敵です。もはや主人公のよう。
花の仮面ライダー化はみんな望んでいたことだと思いますが、やっぱりこうして実現してみると嬉しいものです。
仮面ライダーアギレラは当然のごとく女王蜂がモチーフ。
スーパー1しかりザビーしかり、歴代の蜂モチーフのライダーはマスクに蜂の顔を落とし込むようにデザインされていたんですが、アギレラはなんと蜂のお尻を落とし込んだ斬新なデザイン。
(マスク全体で、お尻を前方に向けた蜂の体を表現しているっぽい)
なので、おでこに蜂の毒針が飛び出ています。これぞ文字通りの尖ったデザインというもの。
長い歴史のシリーズとなると、同じものをモチーフにしていてもデザインのアプローチの仕方で全く見た目の異なるものが出来上がるので面白いですね。
ちなみに、武器のニードルクナイはどうやら鎧武イチゴアームズのイチゴクナイの改造。よく見ると、イチゴのつぶつぶ感が残っています(笑)
ここ数年のライダーシリーズはレギュラーの女性キャラクターはほとんど変身するのが定番になっていて、ツクヨミも、イズも、ソフィア様も、最後の最後でライダーに変身してきました。
そして花もその系譜に。
こうなると、ママさんも、今回久しぶりに登場したウィークエンドおばさんも、最終回か冬映画あたりでは変身しているかもしれません。
初めての女性ライダーが劇場版限定ライダーのファムだったことを考えると、この20年で女性ライダーの扱いもすっかり変わったなと感じますねぇ(しみじみ)
そうなると可哀想なのは玉置で、ちゃんと変身できるセット一式を持たされていたにもかかわらず、バイスタンプを奪われて変身失敗という醜態を晒すことに。
可哀想な玉置。
でもメタ的な視点で見てみると、ウィークエンドライバーってカバー部分がハチミツの形になってるし、そこら中に六角形(蜂の巣)の意匠があるしで、どう考えても花しか変身させる気がないデザインなんですよね(笑)
そりゃ変身失敗しますよ玉置くん。
でも、バイスタンプが奪われて変身失敗したということは、奪われていなければ本当は変身できていたはず。そうなると気になるのは、玉置が変身したらどんな仮面ライダーになっていたのか?ということ。
ベルトがウィークエンドライバーで、バッファローバイスタンプを渡されていたということは、もしかしたら仮面ライダーアギレラ バッファローゲノム(玉置ver)みたいな変身を想定されていたのだろうか…
バッファローバイスタンプにはオーズの顔が描かれているので、顔がオーズ似の仮面ライダーアギレラ(男体型)?
うーん、狩崎パパがどういう思考しているのか気になる…
それはそれとして、戦いが終わった後の花の無邪気な笑顔いいよな…
ボロボロ大二
花が仮面ライダーに変身してベイルを撃退し、みんなでキャッキャウフフ楽しんでいる頃、雑兵の集団と戦ってボロボロに疲れ果てているホーリーライブ。
最強フォームとは…?
さらに、新たに登場したヘルギフテリアンの攻撃で変身解除されてズタボロになる大二。
変身失敗した玉置とは別の方向で可哀想な大二。
ホーリーライブにパワーアップしてから全くいいとこなし。彼の明日はどっちだ…
次回、一寸先は阿鼻叫喚?
次回もまだまだ、赤石長官のターン!
近年の流れ的には、38話以降でリバイスの最強フォームが登場することになるので、それまでは赤石長官の手のひらの上でウィークエンドが弄ばれるターンが続くんでしょうなぁ。
リバイス最強フォームはいいんですが、そろそろ大二も活躍させてあげてほしいなぁ…(苦笑)