「特撮ヒロインパンチラ史」の限りなきチャレンジ魂(私のバカせまい史の解説とか補足とか)

雑記
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特撮ヒロインパンチラ史とは?

4月4日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組「私のバカせまい史」「特撮ヒロインパンチラ史」の回を見ました。

読んで字のごとく、特撮ヒロインのパンチラの歴史を面白おかしく振り返る内容でした。

TVerなら4月11日までは見逃し配信で見られますので、筆者のようにリアルタイムで見逃した方は見てみるといいんじゃないでしょうか。

30~40代くらいの特撮ファンの方は、昔を懐かしみながら楽しく見ることが出来ると思います。
 

 
昔からバラエティ番組で特撮ヒーロー番組が特集されることはチョイチョイありましたが、(バトルコサックの悲しいイジられ方なんかを除けば)やっぱり特撮ファンとしてもこういう特集は見ていて楽しいですよね。

というわけでこの記事では、この「特撮ヒロインパンチラ史」の放送内容について、ちょっと補足とか解説とかを書いていけたらいいなと思ってます。

それでは行きましょう。

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特撮パンチラの元祖は「好き! すき!! 魔女先生」

番組調べでは、特撮パンチラの元祖は「好き! すき!! 魔女先生」で主人公の月ひかる先生が大車輪して着地した後のシーンだそうです。

筆者は「好き! すき!! 魔女先生」に関してはタイトルを知ってるだけで全然詳しくないので、特にツッコんで話すこともありません。

ただ、「好き! すき!! 魔女先生」の放送開始が1971年10月で、その半年前に「仮面ライダー」の第1作目が放送開始しているので、ライダーガールズの誰か(山本リンダさんとか)が魔女先生よりも先にパンチラしてそうな感じはします。

真の特撮パンチラの元祖は、ライダーガールズの誰かなのでは?

まぁ、大変そうなので自分で調べることはしませんが(笑)

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1980~1999年はパンチラ黄金期

1980年電子戦隊デンジマン1990年特警ウインスペクター
1980年仮面ライダースーパー11990年地球戦隊ファイブマン
1981年太陽戦隊サンバルカン1991年不思議少女ナイルなトトメス
1981年ロボット8ちゃん1991年特救指令ソルブレイン
1982年大戦隊ゴーグルファイブ1991年鳥人戦隊ジェットマン
1982年宇宙刑事ギャバン1992年うたう!大龍宮城
1982年バッテンロボ丸1992年特捜エクシードラフト
1983年科学戦隊ダイナマン1992年恐竜戦隊ジュウレンジャー
1983年宇宙刑事シャリバン1993年有言実行三姉妹シュシュトリアン
1984年超電子バイオマン1993年特捜ロボジャンパーソン
1984年宇宙刑事シャイダー1993年五星戦隊ダイレンジャー
1985年電撃戦隊チェンジマン1993年電光超人グリッドマン
1985年巨獣特捜ジャスピオン1994年ブルースワット
1986年超新星フラッシュマン1994年忍者戦隊カクレンジャー
1986年時空戦士スピルバン1995年重甲ビーファイター
1986年もりもりぼっくん1995年超力戦隊オーレンジャー
1987年光戦隊マスクマン1996年ビーファイターカブト
1987年超人機メタルダー1996年超光戦士シャンゼリオン
1988年世界忍者戦ジライヤ1997年電磁戦隊メガレンジャー
1988年超獣戦隊ライブマン1997年ビーロボカブタック
1988年仮面ライダーBLACK RX1998年星獣戦隊ギンガマン
1989年魔法少女ちゅうかなぱいぱい!1998年テツワン探偵ロボタック
1989年機動刑事ジバン1998年仮面天使ロゼッタ
1989年高速戦隊ターボレンジャー1998年ウルトラマンガイア
1989年魔法少女ちゅうかないぱねま!1999年燃えろ!!ロボコン
1990年美少女仮面ポワトリン1999年救急戦隊ゴーゴーファイブ

 
1980~1999年はパンチラ黄金期とのことで、番組調べでパンチラシーンがあった番組が一覧でズラっと紹介されました(4列だとスマホで見づらいので2列にしてます)

この期間に放送された仮面ライダーシリーズ、スーパー戦隊シリーズ、メタルヒーローシリーズ、東映不思議コメディーシリーズ等々、東映特撮のほとんどが並んでいます。

数は少ないですが、「電光超人グリッドマン」「ウルトラマンガイア」等の円谷特撮や、「仮面天使ロゼッタ」なんてマイナーどころの名前も。

調べずにタイトルだけ並べたんじゃないの?って思う視聴者の方がいらっしゃるかもしれませんが、「仮面ライダーBLACK」や「激走戦隊カーレンジャー」がわざわざ除かれているので、どうやらパンチラがあるかどうか本当に調べたようです。

表では52作品が並んでいますので、それ以上の数の作品をパンチラがあるかどうか実際に見て調べたのでしょう。

パンチラが1回もないかどうかを確認するためには1話から最終回まで全部見ないといけませんので、おそらく相当ツラい検証作業だったと思われます。

…何やねん、その労力(笑)

特撮ヒロインパンチラ ランキング1位は「宇宙刑事シャイダー」

上記のパンチラ黄金期の中で、番組スタッフが調べたところのパンチラ回数の多かった番組は以下の通り。
 

1位宇宙刑事シャイダー167チラ
2位超新星フラッシュマン79チラ
3位スーパーロボット レッドバロン41チラ
4位地球戦隊ファイブマン33チラ
5位電子戦隊デンジマン28チラ
6位恐竜戦隊ジュウレンジャー13チラ

 
範囲が1999年までなので仕方ないですが、もう少し新しめの作品まで含められていたら、おそらく実写版「美少女戦士セーラームーン」がぶっちぎりで1位だったものと思われます。

セーラー戦士が6人も出てる番組でしたからね…

まぁ、セーラー戦士の衣装はスカートとパンツではなく、レオタードの腰回りにスカート状の布が付いているという構造なので、パンチラかと言われると違うかもしれませんが。



アニーのおかげで「宇宙刑事シャイダー」が1位なのは、特撮ファンの方はなんとなく感覚的に納得できるのではないでしょうか(笑)

前2作と違って主役がJAC(現JAE)のアクション俳優ではなかった「宇宙刑事シャイダー」では、アクションシーンの不足を補うために、主役のパートナーであるヒロインのアニーの方がJAC所属の女優という形になっていました。

コンバットスーツのあるシャイダーとは違って、アニーは生身でバリバリ戦っていてアクションシーンがほぼ毎回ありましたから、そりゃ必然的にパンチラも多くなるってものでしょう。

いやまぁ、衣装がスカートである必要ないだろって言われたら、それはそうなんですけど(苦笑)
 

 
2位が「超新星フラッシュマン」なのは、「へー そうなんだ」って感じなのですが、このパンチラ数の多さはおそらくイエローフラッシュ=サラの初期の衣装をスカートとパンツとしてカウントしたからだと思います。

特撮ファンの方ならご存じだと思いますが、サラの初期の衣装は黄色いレオタードの上から短めのエプロンを重ね着したような構造になっています。

スカート状の布部分の丈が短いので、たしかにその下のレオタード部分が見えるかと言えば見えやすいのですが、先の「セーラームーン」と同じくそれをパンチラと言うのかは…

そもそもスカート状の布部分が前後にセパレートしてる構造なので、ただ立ってるだけでも横からパンツ(パンツ言っちゃっとるやんけ)見えてますし。
 

 
「地球戦隊ファイブマン」のパンチラが多いのは、番組内でも後で触れられる通り、サメジゴクギンの回で稼いだからでしょうね(笑)

多様化したパンチラの仕方

蹴りチラ

特撮パンチラ黄金期ではパンチラの仕方も多様化したということで、様々なパンチラを(無駄に)細かくカテゴライズして紹介されました。

キックのシーンで見えるパンチラが、蹴りチラ。

蹴りチラで紹介されているヒロインは、「宇宙刑事シャイダー」のアニー、「スーパーロボット レッドバロン」の松原真理に加えて、「轟轟戦隊ボウケンジャー」風のシズカでした。

風のシズカは、38話「虹の反物」でのブルーとの戦闘シーンの画像が取り上げられていました。

他の2人と時代がだいぶ離れているので、パンチラのパンツが黒なのが時代を感じさせます。

今や絶滅したと言って良い東映特撮のパンチラですが、00年代はまだギリギリパンチラOKとしていた時代だったみたいで、ニチアサで普通にパンチラしていました。

が、白いパンツが見えたらマズいだろと偉い大人たちが判断したのか、この頃の特撮パンチラは皆すべからく黒いパンツになっていました。

黒いパンツなら見えてもOKな理屈はよく分かりませんが、テレビマンとしての葛藤か何かがあったんだろうと、後の時代から俯瞰すると思うところがあります(?)

跳びチラ

ジャンプのシーンで見えるパンチラが、跳びチラ。

跳びチラで紹介されているヒロインは、たぶん「超新星フラッシュマン」のサラ(夏服)、「時空戦士スピルバン」のダイアナ、「好き! すき!! 魔女先生」のアンドロ仮面。

サラかどうかはっきりと断言できないのは、写真にイラスト風の加工がされていてイマイチ分かりづらいため。まぁでも衣装デザイン的にたぶん合ってると思います。

アンドロ仮面をパンチラと定義するなら、変身後にスカートがついてる戦隊ヒロインは全員パンチラだと思うんですが、どうなんでしょうか。

中に入ってるのが蜂須賀さんだったとしても(笑)

こけチラ

敵に攻撃されて転んだシーンで見えるパンチラが、こけチラ。

こけチラで紹介されているヒロインは、これまた「スーパーロボット レッドバロン」の松原真理、「宇宙刑事シャイダー」のアニーの常連組に加えて、「超獣戦隊ライブマン」ブルードルフィン=岬めぐみ

岬めぐみが自転車に乗って敵を誘導する回ってたしかにあった気がしますが、はたしてどの回だったやら。

側転チラ&バク転チラ

側転チラ&バク転チラで紹介されているヒロインは、「超力戦隊オーレンジャー」オーピンク=丸尾桃、「宇宙刑事シャイダー」のアニーと、たぶん「電子戦隊デンジマン」デンジピンク=桃井あきら

丸尾桃(さとう珠緒さん)の側転のシーンは「オーレンジャー」本編のものではなく、ショーの最中の側転シーンを週刊誌か何かに撮られた有名な写真ですね。

「オーレンジャー」当時だから、後楽園ゆうえんちの野外劇場とかスカイシアター?

番組映像を調査しているだけでは、ショーでのパンチラ写真にたどり着くことは出来ないはずなので、バカせまい史の番組スタッフがどうやってオーレンジャーショーのパンチラ写真なんかにたどり着いたのか、気になるところです。

アングルチラ

アングルチラで紹介されているヒロインは、「電撃戦隊チェンジマン」チェンジマーメイド=渚さやかと、これまた「宇宙刑事シャイダー」のアニー。

この番組はアニーをどれだけ擦りたいのか(笑)

渚さやかの変身(レッツチェンジ)シーンでのアングルチラについて、番組では「(パンチラを)撮りに行ってる」と追及されてしまっていました。

特撮ファンとしてフォローしておくと、渚さやかに限らずチェンジマンは変身シーンをアオリのアングルで撮られることが多かった(ブレスを頭上に掲げるポーズの都合かな?)ので、スカートを履いている渚さやかは必然的にパンツが見えてしまっていただけで、別にパンチラを撮りたい意図はなかったと思われます。

衣装がスカートである必要ないだろって言われたら(ry

オープニングチラ

番組OPで既にパンチラしている、オープニングチラで紹介されているヒロインは、ここまででさんざん紹介されている「スーパーロボット レッドバロン」の松原真理と、「宇宙刑事シャイダー」のアニーの2人。

もうこの2人は殿堂入りとして、あえて細かく触れなくていいと思います(苦笑)

めくりチラ

とても時代を感じる、(スカート)めくりチラで紹介されているヒロインは、「鳥人戦隊ジェットマン」ブルースワロー=早坂アコと、これまた「スーパーロボット レッドバロン」の松原真理。

早坂アコのスカートめくりは、わざわざ写真2枚を使って紹介する力の入れよう(笑)

早坂アコのパンツに描いてあるイラストを「美術さんがたぶん手書きで描いてる」とバカリズムさんが紹介されていますが、特撮ファンならイラストの画風で分かる通り、美術さんではなく当時の助監督だった竹本昇監督が描いたもの。

竹本監督によるXでの言及↓
 

 
早坂アコを演じていた内田さゆりさん直々のアイデアで、パンツにアコの似顔絵を描くことになったって経緯はなかなか興味深いところです。

ハミチラ

ハミチラで紹介されているヒロインは、後ろ姿なのではっきりとはしませんが「電子戦隊デンジマン」の桃井あきらかな。

一緒に写ってるのがデンジブルー=青梅大五郎っぽいので。

わざわざホットパンツからパンツがはみ出しているシーンまで探してくる、番組スタッフの執念よ…

気功チラ

気功チラとして紹介されているのは、「五星戦隊ダイレンジャー」の18話「㊙の白虎ちゃん」でキバレンジャー=コウが気力で女子高生のスカートをめくったシーン。

バカリズムさんが「敵が女子高生のスカートを気功を使ってめくる」と紹介していますが、実際は先述の通り、ヒーローであるキバレンジャーがめくってます(笑)

番組内では紹介されませんでしたが、「ダイレンジャー」の前年の「特捜エクシードラフト」でも、エクシードラフトの面々がターボユニットで超高速走行する際に、その風圧で女子高生のスカートがめくれるというシーンがありました。

キバレンジャーは変身しているのが小学生なので、子供のいたずらとしてまだ理解できなくもないですが、エクシードラフトは大の大人が変身している上に全員が国家公務員の警察官だったので、不可抗力とはいえ仕事中に女子高生をパンチラさせちゃってたのはどうかと…

ヒーローがパンチラさせていたという、良くも悪くも大らかな時代だったなって感じがします。

デフォチラ(デフォルトチラ)

デフォチラ(立ってるだけでデフォルトでパンチラ)として紹介されているのは、再び登場の「時空戦士スピルバン」のダイアナ

ダイアナもアニーと同じくJAC所属の女優さんが演じていたヒロインで、同じようにパンチラしながら激しいアクションシーンを演じていました。アニーの後釜的な感じで生み出されたヒロインだと思いますので、デフォチラしていたのも必然だったんでしょう。

立ってるだけでデフォルトでパンチラしてるってのは言いすぎな感じはしますが、変身(結晶)シーンのバンク映像ですらパンツ見えてるので、たしかにデフォルトでパンツ見えてると言えば見えてます(笑)

特撮ファンにはあえて言う必要もないことですが、「スピルバン」にはアニー役だった森永奈緒美さんもヘレン役でレギュラー出演しており、新旧パンチラヒロインが並び立った作品でもありました(?)

宣チラ(宣材写真チラ)

宣チラとして紹介されているのは、女優の大川めぐみさん

「大戦隊ゴーグルファイブ ミキ隊員」として番組中では紹介されていますが、取り上げられた写真は「大戦隊ゴーグルファイブ」や、大川めぐみさんが演じた桃園ミキとは関係なく、大川めぐみさんが雑誌「宇宙船」の表紙を飾った際に着ていた衣装のもの。

このパートだけ完全に誤情報なんですが、まぁ特撮に詳しくない人であればよく知らないのも無理のないことなのかも。

むしろ、40年以上前の雑誌の表紙なんかによくたどり着いたなと言うべきか。

「宇宙船 大川めぐみ」でGoogle検索したりすれば今でも簡単にその時の宇宙船の表紙が見られますので、気になった人はググってみて下さいませ。

ちなみに桃園ミキ自体はホットパンツタイプの衣装だったので、おそらくパンチラとは無縁だったものと思われます。筆者が「ゴーグルファイブ」未見なので、詳しくなくて申し訳ない。

罠チラ

罠チラでは、先のランキングにもあった通り「地球戦隊ファイブマン」でのファイブイエロー=星川レミがスカートめくりでサメジゴクギンを誘き出す一連の流れを長々と紹介。

このパートだけ妙に詳しく紹介されたのは、番組スタッフにファイブマン世代でもいたんでしょうか?

数ある作品の中で「ファイブマン」がパンチラランキング3位に食い込むくらいなので、おそらくこの回だけで相当パンチラしてたんでしょう。

 
「ファイブマン」は放送済みのスーパー戦隊シリーズの中でDVD化されたのが3番目に遅く(最遅は「高速戦隊ターボレンジャー」)、VHSでも全話ソフト化がされていなかったので、DVDが出るまでは再視聴が困難な戦隊の一つでした。

今では考えられませんが、1990年付近の東映特撮は全話ソフト化されないことが当たり前だったので。

1990年付近の作品に限りませんが、傑作選方式で人気のありそうな話数をピックアップしてVHSを発売し、売上が良ければ残りの話数も発売していくという売り方の作品もあったので、全話が発売されない作品があったり、全話発売されていても収録話数がバラバラなんて作品もありました。

今はDVDもありますし、TTFC(東映特撮ファンクラブ)でだいたいの東映特撮は全話配信されてますので、レミの罠チラも簡単に見返せるようになりました。

特撮ファンには、本当にいい時代になりましたね。

2000年代 特撮パンチラが減少

番組調べでは、2000年代に入ると特撮ヒロインの衣装がパンチラしにくいものに変わり、特撮パンチラが減少していったそうです。

画像で紹介されているのは、「魔進戦隊キラメイジャー」のキラメイピンク=大治小夜、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」のリュウソウピンク=アスナ、「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」のパトレン3号=明神つかさ。見事に全員ホットパンツ。

たしかに2000年代からは、アニーを輩出したメタルヒーローシリーズは放送終了し、スーパー戦隊シリーズはホットパンツタイプの衣装が増え、仮面ライダーシリーズは生身でバリバリ戦うようなヒロインがおらず…といった感じで、たしかに特撮ヒーロー番組でのパンチラシーンは減っていきました。

実際には先述の通り、00年代はまだ普通にニチアサでパンチラしていたので、絶滅したと言えるのは2010年代くらいからでしょう。
 

ただ、筆者が覚えている限りでも2011年の「仮面ライダーフォーゼ」や2014年の「烈車戦隊トッキュウジャー」でパンチラがありましたから、2010年代でパタッと無くなったわけではなく段階的に減っていったものと思われます。

ちなみにこの2作品のパンチラはどちらもJAEの役者さんによるスタントのシーンです。激しいアクションシーンであればパンツ見えてても仕方ないってのは、昭和の時代からの不動の価値観のようです。

またニチアサに限らなければ、Vシネマで発売された「宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION」では、ヒロインのタミーがバリバリパンチラしていました。
 

タミーは2代目シャイダーのパートナーなので、この番組でさんざん擦られたアニーの後任に当たります。パンチラがあるのはアニーへのリスペクトというわけですね。

「宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION」は初代シャイダーのリアルタイム世代に向けて作られたハイターゲット向けの映像作品なので、純粋に子供向け番組であるニチアサと同列に語ることは出来ませんが、それでも2010年代になってパンチラが絶滅したわけではないってことは言えると思います。

まぁ、これも10年前の2014年の作品なので、この10年の間に特撮パンチラはすっかり下火になっているとは思いますが。

まとめ

時代の流れで消えていった特撮パンチラですが、その虚無を補うかのように、(深夜だから)おっぱい丸出しにする牙狼シリーズだったり、役者の体にベビーオイルを塗りたくって太ももドアップで撮る坂本浩一監督だったり(※)、新たな表現方法を模索する方向性が特撮ヒーロー制作陣の中に生まれていったように思います。パンチラが撮れなくなったのが原因かどうかは置いといて。

命ある者は常に前に進みます。

目の前に壁が現れた時、それを創意工夫で突破していくのが、表現者というものなのでしょう。

 
※まぁ、どっちもここ5年くらいの作品だと見られなくなった気がしますが。

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