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【消された一河角乃、異例の再編集】ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 第37話

第37話 友情クロス!ファッショニスタは熊手様

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感想

今森茉耶さんが降板

今回のサブタイトルに入っている戦隊名は、変身アイテムがクロスチェンジャーのジェットマン

珍しくウルフがユニバース戦士に変身する回だったので、非常にレアでしたね。 

 
さて今回は2週間ぶりの放送だったわけですが、本編の内容よりも先にまずは触れておかなければならない話題があるんですよね。
 

 
一河角乃役の今森茉耶さんが、20歳未満での飲酒行為により今回の放送の直前に降板されることとなりました。

これを受けて今回の放送では、今森さんの顔が映るシーンは全カットされ、角乃は不自然なまでに登場しないのに変身後のゴジュウユニコーンはいきなり登場するという形になる等、かなり強引に編集したと思われる回になっていました。

記事冒頭に貼った予告では今森さんが映っていたので、今森さんありで完成していた37話を、降板が決まってから登場シーンをカットして編集し直したようです。

さらに、

  • 次回38話の予告がない
  • 38話の放送内容について、11月9日現在では公式サイトでも何も触れられていない
  • 今回の37話もTVerの見逃し配信がされていない

等、降板を受けての異常事態が進行中であることがありありと伝わってくるような状況です。

おそらく、今回に関しては熊手メイン回で角乃の出番が多くなく再編集しての放送が間に合ったものの、38話は再編集ではどうにもならないほど角乃の出番が多い回だったのではないかと思われます。

38話以降の放送については、ファンである我々はただ祈るのみしか出来ませんが、ストーリーが中途半端に終わるような打ち切りではなく、仮に打ち切るとしてもストーリーに区切りをつけた最終回が迎えられることを祈っています。

本来の37話はどういう内容だったのか?

劇中、ファッションノーワンとの対決のために、ゴジュウジャー4人がそれぞれ別々のメンバー1人の服装をコーディネートするシーンがありました。コーディネートは

陸王⇒吠⇒禽次郎⇒竜儀⇒陸王

の順番で行われていましたが、後のシーンとの繋がりを考えると、元々はここに角乃を加えた5人でのシーンだったことが考えられます。

順番的に陸王が最後なのは固定のはずなので、吠~竜儀の間のどこかに角乃が入っていたはず。そう思って記憶を振り返ると、禽次郎がコーディネートしたはずの竜儀の服は、彼らしくないハイクラスなホスト風のスーツだったような気がします。

なのでおそらく、本来は

陸王⇒吠⇒禽次郎⇒角乃⇒竜儀⇒陸王

の順でコーディネートするシーンになっていて、角乃は禽次郎が普段着ているようなチェック柄の服を着ていたのではないかと思われます。

竜儀の服をコーディネートしたはずの禽次郎のセリフがなかったのも、再編集が突貫すぎてセリフの再収録をする余裕がなかったためなのかもしれません。

 
また、今回は他の回と比較して心なしかCMが長かったような感じもありました。

もしかするとカットの影響でもどうしても尺が足りず、他の回よりも実放送時間が短くなっていたのかもしれません。

今後はどうなるのか?

撮影から放送までのタイムラグがおよそ半年程度であることを考えると、既に撮影は終了済みか終了間際であると考えられます。

脚本の執筆前であればともかく、既に大方のエピソードが撮影された後にストーリーを大幅に変更することは難しいと考えられるので、おそらくは大筋を変えずに今森さんの出演シーンをカットし、繋がりがどうしても不自然になる部分のみを追加撮影することで対応するのだと予想されます。

今後の角乃の扱いについて考えられるパターンは次の2通り。
 

  1. 別の役者さんが角乃を演じる
  2. 角乃ではない別のキャラクターが2代目ゴジュウユニコーンになる

 
戦隊ファンには、前者が「バトルフィーバーJ」のヘッダー指揮官パターン、後者が「超電子バイオマン」のイエローフォーのパターンと言えば通じるはず。

前者であれば、今森さんの顔が映りづらい引きのシーン等の映像はそのまま使用できるため、追加撮影が少なくて済みます。

後者であれば、役者変更の違和感は少なくなりますが、追加撮影が必要なシーンが多くなります。

現状、制作陣がどちらのパターンを取っているのか、はたまた全く別の方法を選択しているのかはファンには分かりかねますが、どちらにしろ制作陣の苦労が偲ばれます。

 
また、予告すらなかった次回38話については、おそらく38話に追加撮影を行ってそのまま放送するか、後のエピソードを繰り上げて放送し、内容を大幅に変えた38話を後から放送するかの検討中なのではないかと思います。

もし仮に角乃ではない2代目ユニコーンを登場させることにした場合、単なる追加撮影で終わるとは思えず、1話まるまる2代目の登場エピソードに当てないといけないと思われるので、それらを踏まえた上で調整中なのだと考えられます。

 
東映特撮は、過去の長い歴史の中でこういったアクシデントをいくつも乗り越えてきました。

万人が納得する結果にはならないと思いますが、今回もきっと、無事に乗り越えられると信じています。

新幹部リボン登場

さて今回のお話についての感想に戻りまして。

今回は熊手メイン回でありつつ、ブライダンの新幹部リボンの登場回でもありました。

終盤はてっきりクラディスとの戦いがメインになっていくのかと思っていたのですが、ブライダンの方のキャラが増えてしまいました。

結局クラディスって何だったんでしょうか?

リボンの声は伊瀬茉莉也さんが担当。「仮面ライダーゼロワン」には顔出しで出演されていましたが、声優としての特撮への出演は意外にも今回が初でした。

次回の放送内容は未定

先に書いた通り、次回38話の放送内容は未定となっています。

おそらく決まり次第Xなどで告知があると思いますので、視聴者としてはそれを待つしかないです。

5年前のコロナ禍で「キラメイジャー」「仮面ライダーゼロワン」の新規エピソードの放送が止まった時も予告はきちんと制作されて放送されていたので、今回は本当に土壇場で降板を決めたことが分かります。

そこまでして役者を降板させることが本当に正しかったのか、筆者としては疑問に思います。

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