第3話 日本のドン!私が総理!
感想
ドンモモタロウになるトレギア
3話はユニバース戦士登場回。
次回はゴジュウイーグルのメイン回みたいなので、5人のメイン回をやり終えるまでは、ユニバース戦士登場回とメイン回を交互にやっていくような感じですかね。
順当に行くなら、角乃のメイン回は6話かな?
というわけで、今回登場したユニバース戦士はドンモモタロウ!
原典のタロウも相当クセのある人物でしたが、こっちのドンモモはまさかの総理大臣。しかも支持率5000%(は?)
総理大臣がドンモモタロウって大丈夫かいな…って思ったんですが、先述の通り支持率5000%だし、世のため人のために働いてるし、かと言ってただの良い人というわけではなく、目的達成のためには手段を選ばない腹黒さもあるって感じで、ただの超有能政治家でした。
たぶん、この世界の日本はゴジュウジャーいなくても平和だと思うな…(苦笑)
総理大臣の熱海常夏を演じたのは、七瀬公さん。特撮ファンにとっては、ウルトラマントレギアに変身する霧崎役でお馴染みですね。
ユニバース戦士に変身するのは過去に戦隊ヒーローを演じた役者さんだけなのかと思いきや、2人目で早くも戦隊じゃなくてウルトラマンをキャスティングするという暴挙。
いいぞ、次は仮面ライダーかメタルヒーローだ(?)
民を導くリーダーとしての熱いお芝居は、霧崎とのギャップがあってあれはあれでよかったですが、やはり腹黒さを見せた時のトレギア感が、ウルトラファンとしてはしっくり来ましたね(笑)
田中美央さん
今回の怪人、人気者ノーワンの声は田中美央さん。
昨年の「ガンダムSEED FREEDOM」、「劇場版ウルトラマンブレーザー」、「仮面ライダーガヴ」、一昨年の「ゴジラ-1.0」と、ここ数年は男の子大好きコンテンツへの出演が怒涛の勢いで続いてるんですよね。
まさに破竹の勢い。
ひと昔前の戦隊であれば、軍事系戦隊での司令官役とかされてたかもしれませんね。
テガソードブルー
今回はゴジュウレオンの操るテガソードブルーが初登場し、ブーケの乗るカレンデウスと対決。
ブーケ嬢が戦場に出るの早かったな。
推しのアイドルとファンが、その正体を知らずにロボで殴り合うの、無常すぎる(笑)
相変わらず特撮が素晴らしく、テガソードブルーもカレンデウスも共に、銃から実際に弾を発射していたのがとてもよかった!
昭和ウルトラシリーズの防衛チームの戦闘機とか、「流星人間ゾーン」の流星ミサイルマイトとか、やっぱり実際に弾が出る射撃シーンってのはいいですよねぇ。
着弾だけ実際の火薬でビームは後から合成とか、ビームも着弾も全部合成とか、射撃シーンの表現にもいろいろパターンがありますが、あえて実際に弾を飛ばす表現を使っているあたり、やはり本作はロボ戦に力を入れていることがよく分かります。
今後も、特撮シーンを頑張ってもらいたいですね。
カレンデウス、武器のナイフがカランビットナイフ型でした。
カランビットナイフを使うキャラクターってのは珍しくないですが、ロボで持ってるのは珍しいかも。
ジェットマンの力で飛ぶドンモモタロウ
ユニバース戦士のドンモモタロウ、なんとジェットマンのセンタイリングを所持しており、その力でジェットウイングを展開して飛行が可能。
ウ…ウソやろ こ… こんなことが こ… こんなことが許されていいのか
あまりにも無法すぎる展開。
ゴジュウジャーだけでなく、ユニバース戦士も他の戦隊のセンタイリングを使えるなら、いろいろ組み合わせが考えられて楽しいですよね。
ただ、こうなるとリングだけ使われて本人が登場しないユニバース戦士ってのが大量に出てきそうで嫌なところではありますが。
それこそ今回のレッドホークとか(苦笑)
ちなみに、「ジェットマン」と「ドンブラザーズ」はどっちも井上大先生がメインライターの戦隊。芸コマですな。
超力テガソード様ピラミッド
ゴジュウティラノがオーレンジャーのセンタイリングでオーレッドに変身。
ただしやったことは、謎のピラミッドでドンモモタロウを捕獲するだけ。
「ドンブラザーズ」でピラミッドとおにぎりをダブらせた時といい、東映さんはオーレンジャー=ピラミッドってとこだけを擦りすぎじゃないですかね?(笑)
まぁ、懐かしのオーレンジャーのSEが聞けたんで、そこは良しとする。
次回、ゴジュウイーグルはおじいちゃんだった
次回は、ゴジュウイーグル=猛原禽次郎のメイン回。
ゴジュウイーグル、高校生かと思ってたらまさかのおじいちゃんだった!
…いや、見た目はともかく名前は変える必要なくない?(笑)
サブタイに入ってるのは「タイムレンジャー」ですね。ってことは、タイムレッドのユニバース戦士か、センタイリングが出るのかな?