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【バグナラク編完結! あァ 一巻の終り!】王様戦隊キングオージャー 第26話

第26話「新王国の誕生」

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感想

第一部完結編

今回で第一部が完結。ジェラミーがデズナラクから王の座を勝ち取って王となり、バグナラクは新たにチキューの王国の一つとなりました。

お話としては、だいぶビターでしたが…

バグナラクのいわゆる怪人たちは、はるか昔にシュゴッド(シュゴッドソウル)を食べて今の姿に変化したことが判明。元々は、他の五王国と同じ人間だったということで、そりゃジェラミーの両親が人間とバグナラクなのに子孫を残せたはずですわ。

仮面ライダーシリーズの一つ、「仮面ライダーキバ」では人間も13魔族の一つという凄い設定があり、怪人枠であるファンガイアと長い間交戦状態にあったり、異種交配が出来たりというストーリーになっていましたが、「キングオージャー」のバグナラクはそれに近いものだったということですね。

異形の生命体が実は元々人間で…というのはベタな展開ではありますが、どんでん返しの仕掛けとしてはやっぱり面白い。

それにしても謎なのはシュゴッドの設定で、人によって作られた機械という設定のわりにはメチャクチャたくさんいて、コアにあたると思われるシュゴッドソウルを人が食べると怪人になってしまって…と、機械ということにしたいのか、パワーアニマルのような金属の体をもつ不思議な生命体ということにしたいのか、ちょっとフワフワしている気がします(苦笑)

人間とバグナラクの争いの元凶だったカメジムに、ゴッドキングオージャーで立ち向かう王様たち。

カメジムやっぱり元凶だよね~(笑)

本作は玩具の販促よりもストーリーをかなり重視している傾向にあるので、必然性がない限りほとんど玩具のアピールをしないんですが、今回は珍しく特に必然性もないのにゴッドキングオージャーを持ち出していて良かったですね。

しつこいくらいに玩具をアピールしてもらなわないと、特オタは不安になってしまうもので(苦笑)

それはそれとして、第二部では再びきちんと20人乗りになったゴッドキングオージャーをここぞというタイミングで登場させてほしいものです。

タランチュラアビス

バグナラク王国の第一市民?の、黒いゴッドタランチュラことタランチュラアビスくん。

戦隊ロボのブラックバージョンといえば、あくまで玩具のみのバリエーションといった感じで、劇中に登場したのはせいぜいブラックマックスビクトリーロボくらい。という風潮がスーパー戦隊シリーズの長い歴史の中でも続いておりました。

それでも近年、本作ではキングオージャーZEROを含め、こうして劇中にもブラックバージョンのロボを登場させる試みが当たり前のようになってきて、シリーズの変化を感じられてしみじみしますねぇ。

タランチュラアビスくんが、玩具のように巨大ロボットになるかまでは分かりませんが(笑)

次回、第二部開幕

というわけで次回からは第二部の物語が開幕!

声が石田彰さんな新たな敵、宇蟲王がチキューに襲来!

はたしてどんなストーリーが描かれていくのか…

 
さらに番組終了後に公開された新章のビジュアルでは、伝説のヒーローキョウリュウレッドが装いも新たにキングキョウリュウレッドとして「キングオージャー」本編に登場することが明らかに!

いやたしかにキングだけども!(笑)

ショーで共闘するとかなら分かるけども、まさかまさかの本編に登場?

キョウリュウジャーたちは最終回で、ラスボスだったデーボスを生み出した存在と戦うために宇宙に旅立ち、1年後(トッキュウVSキョウリュウ)で追い求めていた創造主デビウスをついに倒したわけですが、おそらくほぼ同じ動機でさらなる敵と戦うために宇宙どころか別次元からこのチキューにやって来るということか…?

キョウリュウレッドの竜星涼さんは日曜ドラマの「VIVANT」に出演していますが、新章ビジュアルを見る限りキョウリュウレッドの登場は10月かららしいので、おそらくですが「VIVANT」の撮影を終えた後に再びキョウリュウレッドになっている可能性がワンチャン…?

どうなるかは分かりませんが、ただ我々は聞いて驚く準備をしておくのみ…

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