光に遅れること1日。
「宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE」を見に行ってきました!
本当は昨日見に行きたかったんですけど、昨日はいとこの結婚式のビデオ撮影という大事がありまして、1日中式場でビデオを回しておりました(笑)
んで、今日見に行ったというわけです。
それでは、感想をネタバレありで書いておこうと思います。
全体的な感想としましては、意外とドラマパートが長かったですね。
もっとアクションが多いかなと思ってたんですが。
ちょっと子供には退屈に感じる部分もあったのかなと思いましたが、映画終わってから子供が主題歌を口ずさんでいたので、「あぁ楽しんだんだな」と他人事ながらに喜んでしまいました(苦笑)
・復活のギャバン
冒頭の衣月を狙って現れるザン・バルドのシーンはホラー調でしたね。
普通に被害者の血が噴き出してたので、意外でした。
元々、あまり子供の視聴を想定してなかったのかな?
無残にもザン・バルドに殺されてしまったイジリー岡田さん。衣月にも邪見に扱われてて可哀想だった(笑)
たぶん、普段からセクハラまがいのことをしていたんでしょう。
そして、衣月を救うためにギャバン(typeG)が登場。
結構、ゴーバスでこの映画の映像を流用してたんですね。
このシーンとか、ギャバンダイナミックとかそのままだったもんな。
ギャバンのピンチに、どこからともなく飛んでくるレーザーZビーム(笑)
ずっと「あの人」が見てたみたいですね。
・コム長官は厳しい
実は、まだ正式な宇宙刑事じゃなかった撃。
電はわずか数ヶ月の訓練で宇宙刑事になったのだから、相当優秀だったんだろうなぁ。
でも正式な宇宙刑事じゃないのに、ギャバンの名まで継いで、ドルギランまでもらってる撃は相当優遇されてるよなぁ。
コム長官、顔は老けてしまいましたが声はいまだに力強くて、さすがだなと思いましたね。
エリーナ秘書官は下半身の安定感がハンパない(笑)
「マクー復活は前に阻止された」云々と言ってましたので、ゴーカイVSギャバンとも一応繋がってるみたいですね?
ゴウ兄さんと伊達さん… じゃなくて、日向快と烏丸舟もここが初登場(下の名前が一文字だというのを踏襲してくれましたね)
そして、最終決戦まで出てこない(笑)
舟はビーズ星の任務に行ってたそうです。アランの後任ですかね?
アランは今は地球に帰ってきてますから、後任が必要だったのね(笑)
長官に今一度チャンスを与えられた撃は、再び地球へ。
・大山エネルギー研究所!?
ちょっとこの辺は記憶が曖昧だ(笑)
マクーがアクシオン隕石のデータを盗んだことから、その隕石のある「大山エネルギー研究所」へ向かうギャバンたち。
小次郎さん、どうやらすごい科学者になったようです。
最終的にはペットショップだったのに、いったいどんな一念発起したらエネルギー研究所なんて創設できるんでしょう(笑)
このガッツは見習うべきだわ。
大山エネルギー研究所に潜入する撃とシェリー。
シェリーの格好がコスプレみたいだった(笑)
あれ、すぅちゃんが着てるからいいけど、他の人が着てたら異様以外の何物でもないな。
・魔女キバの一族
悲鳴を聞いて駆けつけると、襲われていた女性が。
モロに人見さんが演じてるので、正体がモロバレなのだが、魔女キルでした(苦笑)
人見さんと穂花さんって、顔がちょっと似てるんですよね。
なのでこの映画のキャスティングを思い出す時、どっちがどっちだったか分からなくなったりします(苦笑)
撃は言わずもがなですが、シェリーのアクションもちょっとありましたね。
顔が見えなくなるとちょっと体が太くなるので、まぁ吹き替えもあったのでしょうが(苦笑)
すぅちゃんの吹き替えは誰だったんでしょう?
橋口未和さんの名前があったので、橋口さんだったりするといいですね(どっちもシンケンイエローですから)
研究所が爆発していく中、捕らえられたシェリーが「私にかまわないで!」的なことを言うので、どうするのかと思ったらなんてことはない。レーザービジョンで逃げました。
なら最初からそれを使わんかい!(笑)
哀れ、小次郎さんが頑張って作った研究所は粉々にされてしまいましたとさ(笑)
・マクーの残党
魔女キルの話題が出たところで、今回のマクーの面々の話。
というか、まず彼らの本拠地の話。
なんと、まだ魔空城残ってました!(笑)
まぁもうボロボロになっちゃってるんですけど。
魔女キバの一族である魔女キルはともかく、サンドルバの怨念が鎧に宿ってるだけのザン・バルドと、ただのザコであるリザードダブラーという、かなり貧弱なメンバー構成(笑)
ザン・バルドは、鎧に怨念が宿ってるって言ってたから、誰かが鎧を着てるんだろうけど、誰なんだろうね?
リザードダブラーはただのダブラーのくせに、魔女キルに命令したりと偉そうなやつ(笑)
まぁ、構成員が少なすぎて、大した上下関係ないんでしょうね。
・ジムニー!
地球のどこからか発信されていた「ディラックの方程式」。
罠の匂いがプンプンしますが、やっぱり罠でした(笑)
撃と衣月の前に現れた、漆黒騎士ブライトン。
衣月を奪われ、代わりに現れた幹部2人とザコ1匹(笑)に襲われ窮地に陥る撃。
その撃を救いに現れたのは…
待っていました! ギャバン!
・・・は2人いるから紛らわしいな。
待っていました! 一条寺烈!
大葉さん、分かっちゃいるけどバリバリ動けるから、どんどんニヤニヤしてしまいましたよ。
もう凄い動いてましたね。
予告の時点では、烈が乗ってるのジープかと思ってたんですけど、普通の車でしたね。
一応ジムニーらしいのですが。
どうせジープじゃないのなら、色は赤にしてくれたらよかったのにね。
・烈と撃
目覚めた撃が最初に見たものは、ドアップのシェリーの顔(苦笑)
すぅちゃんの顔のドアップとか誰得だよ。
俺得だよ!(笑)
烈が撃を助けたのは、これで3回目だそうです。
スペースシャトル「かなた」で事故にあった時。冒頭でザン・バルドと戦ってる時。そしてさっき。ということ。
マジで烈さまさまです。
撃をボッコボコにして発破をかける烈。男と男の友情の定番ですね。
サラッとブライトンの正体まで話しちゃう烈。
いつの間に調べていたのでしょうか。さすが伝説の宇宙刑事です。
今は特務刑事らしいです。一応現役で宇宙刑事をやってるってことかな?
同じコードネームのやつがいたら紛らわしくない?(苦笑)
・ブライトンの正体
事前情報の時点でなんとなく正体を勘付いていた人も多いでしょうが、ブライトンの正体は撃と衣月の友人である大熊遠矢でした。
この映画内でも…
飼い猫をワームホールに送り込もうとする
衣月からもらったペンダントが金色である(撃は青色)
冒頭のレースシーンで、メガネを取った顔が悪人顔である(俳優さんに失礼ですね。すいません)
など、嫌な匂いがプンプンしてましたので、案の定でした。
それにしても、てっきり衣月と撃の前で正体を見せると思ってたのに、烈がサラッと言っちゃうんだもんなぁ(苦笑)
・振り向くな!ためらうな!
烈にボッコボコにされ、ついに決意を固めた撃。
それもつかの間、現れたリザードダブラーによって、魔空空間に引きずりこまれてしまいます。
魔空空間の中で、観客の女性に「イェーイ!」とピースする撃を見て、あぁやっぱりこいつもギャバンなんだなと思いました。
そしたら烈の方も「イェーイ!」だもんな(笑)
ゴーカイVSギャバンの時は、あんまり三枚目っぽいところ出してなかったんだけど、今回の烈は当時っぽく、ちょっと三枚目っぽさもあってよかったですね。
ゴーカイVSギャバンでは曙や青梅との兼ね合いもあって、ちょっと髪型が変(七三みたいだったし)だったので、今回みたいな髪型の方がいいよね。
さすがに当時みたいなパーマはできないだろうし(苦笑)
大葉さんは、ここでもアクションがすごい。
50代なのに、手すりを飛び越えて橋の外側で手すりにつかまりながら、敵の攻撃を避け続けるなんてすごい!
もちろん撃もすごいんだけど、やっぱり烈はすごいよなぁ。
・W蒸着!
そしてついにこの時である。
2人揃っての蒸着!
流れるのは「チェイス!ギャバン」のアレンジ!
やっぱり燃えるね。
「チェイス!ギャバン」のアレンジBGMは、ゴーカイVSギャバンの時のをゴーカイ部分を削ってそのまま使ったのかな?
蒸着プロセスのナレーションは小林清志さんでしたね。
ナレーションだっていうから、てっきり全編に渡ってナレーションするかと思ってたのに、本当に蒸着プロセスしかナレーションしないんだもんな(苦笑)
これでギャラいくらなんでしょうね(下衆)
あれくらいなら、リザードダブラーの関さんが兼役すれば十分だったのにね。
「宇宙刑事ギャバン -type G-」をバックに戦う2人の“ギャバン”。
主題歌だと聞いてましたが、扱い的には挿入歌ですよね。
まぁ映画だと、挿入歌を主題歌扱いすることはよくありますが。
2人の共闘もそこそこに、烈は撃を魔空城へと向かわせました。
もうちょっと一緒に戦ってほしかった!
ゴーバスの時とは違い、サイバリアンに立ち乗りして魔空城へ向かう撃のギャバン。
襲い来るマクーの戦闘円盤大隊を前に、ドルを呼んで応戦します。
ドル強い!
当時は、円盤との戦いはほぼバンクでしたし、円盤もちょっとしかいなかったんですけど、今回は多数の円盤相手に無双の活躍でしたので、もうニヤニヤが止まりませんでした(笑)
・赤射!焼結!
ドルで魔空城へ乗り込んだ撃のギャバンの前に立ちふさがる魔女キルとザン・バルド。
ピンチの撃を助けに現れたのは、2人の先輩刑事、快と舟。
赤射! 焼結!
なんとなくですが、この2人はシャイダー最終回のスペシャルを意識しているような気がします。
赤射と焼結の始動のポーズがいつもとちょっと違ったり、シャイダーの胸アーマーが妙にブカブカだったり(笑)
まぁかっこいいからいいんですけど。
今回は同録っぽいので、三浦さんのセリフもあんまり浮いてなかったですね(笑)
ばっちり名乗りも決めたシャリバンとシャイダー。
シャリバン特有の音(「プ~ン!」みたいなの。分かります?w)がしてて、これだけでもこの映画を見た甲斐があるというものです。
撃を先に行かせ、自分たちは魔女キルとザン・バルドを相手にする2人。
やっぱり3人で共闘はしないのね…
これは続編に期待だわ!(笑)
しっかり必殺技も決めてくれたシャリバンとシャイダー。
シャリバンクラッシュは、本来ならシャリバンの姿はシルエットくらいしか見えないんですけど、さすがにそこまでは再現してなかったですね。
シャイダーブルーフラッシュは、言い方が何通りかあって、シャイダーの後に区切ったり区切らなかったりがあるんですが、今回は区切ってましたね。
オリジナルでは背景が非常に簡素でしたので、今回はちょっと派手になってました(笑)
・3人の思い
フィクションではおなじみのシチュエーションである、「男2人と女1人の幼馴染」の三角関係。
この映画でも、この3人の関係がわりと重要になっています。
あのドン・ホラーが、まさかこの三角関係を利用して自らの復活を企てるとは意外だったのですが(苦笑)
遠矢が闇落ちしてたのは、元からの素質だったのか、ドン・ホラーがひそかに影響を及ぼしていたのか、どっちなのでしょうね。
そして激闘の末、「ギャバンハイパーダイナミック」でブライトンを倒す撃のギャバン。
かつて離してしまった遠矢の手を、今度は離さずに助けた撃というシーンはよかったのですが、最後は、死にゆく遠矢を相手に泣き続ける撃と衣月というシーンだったのは、安易なお涙頂戴でちょっと残念でした。
悪人ですから、倒されなきゃいけないのは仕方ないんですけど、自分で斬った相手が死んでいくのを見ながら泣くのはどうかなと。
「罪を償って、帰ってきてくれ」とか、死んだシーンは直接描かず、墓標の前にペンダントを置くシーンとかでよかったのにね。
宇宙刑事は犯人逮捕したりしないので、今回だけ逮捕というのも変かもしれませんが。
・撃… いや、宇宙刑事ギャバン!
今回の活躍もあり、正式に宇宙刑事に任命された撃。
烈が、撃のことを「宇宙刑事ギャバン」と呼んでくれたので、見事にバトンタッチとなりました。
まぁ特務刑事らしいので、まだ烈も宇宙刑事やるのかもしれませんが(苦笑)
そして地球を離れる撃。
まぁまたすぐ戻ってくるんですけどね(笑)
撃からの手紙を衣月が読んでるシーンは、「星空のメッセージ」のインストでも流してくれたら完璧だったのに!
ちょうど手紙の中でも歌詞引用してましたしね。
そのままEDの「宇宙刑事ギャバン」に繋がってれば、最高だったでしょう。
というわけで、EDは初代の主題歌でした。
やっぱりなんだかんだで、オリジナルが一番かっこいいね(苦笑)
烈が普段乗ってたバイクは、サイバリアンに変形するものでした。
なんか仮面ライダーみたいだ(笑)
というわけで、EDです。
ギャバンのスーアクが誰か確認しようと思ったんですけど、役名の表記がなくて誰が誰だか…(汗)
ゴーカイVSギャバンでギャバンやってた浅井宏輔さんが一番上で、藤井祐伍さんが2番目だったので、おそらくこのお二方がギャバンでしょうか。
シャリバンやシャイダーは、確認する余裕もありませんでした(笑)
EDクレジットで、かの「北京原人」からの映像提供があると書いてありましたね。
どこだろう?
シャトル打ち上げの映像が妙に荒かったので、やっぱりあそこかな?
というわけで、終了です。
もう一度言うことになりますが、ちょっとドラマパートが長かったので、描写は丁寧なもののちょっと退屈だったかなと。
遠矢のペンダントがエネルギー研究所の近くに落ちてた理由も特に明かされなかったし。
ギャバン2人の共闘が短かったのも、ストーリー的には納得できるものの、ちょっと物足りなかったり。
宇宙刑事3人の共闘も言わずもがな。
最後、復活しかけたドン・ホラー相手に、3人でビーム撃ったりしてもよかったと思うんですけどね。
シャリバンとシャイダーは本当にオマケ程度だったので、今後の展開に期待したいですね。
OVでもいいので、「宇宙刑事シャリバンTHE STORY」とか「宇宙刑事シャイダーTHE VIDEO」とか。
面白かったのですが、痒いところに手の届かなかった感じがするのは、私が特オタだからでしょうか(苦笑)
まぁこんな戯言はほっといて、まだ見てない方は是非とも見てみてください!
そして、もう見た人はもう1回行きましょう!(笑)
コメント
EDクレジットは「北京原人」も気になりましたが、それ以上に気になったのは「イラスト 野口 竜」!!
遺作は魔空監獄でしたよね。
流用っぽいイラストなんてありましたっけ?
ブルキッドさん>
頑張って思い出そうとしてみましたが、全く見当がつきませんでした。
そもそもイラストが出てきましたっけ?(笑)
バード星の外観が、当時のまんま(星の周りの光と十字の光)でしたので、それの名義ですかね?
今日見て参りました。
全体的に良かったと思います。最初のイジリーさんが哀れでしたが(笑)
ゴーバスゲストのときと撃のキャラが違ってましたね。設定的には今回の映画のほうが先でしたっけ?
映像協力『北京原人』は自分も見たときどこだ?と思いました。『北京原人』自体を見たことないので分かりませんが。
大葉さんのアクションは素晴らしかったです。
ギャバン、シャリバン、シャイダーの共闘は続編で期待します。
デルピッポさん>
たぶん、映画の方が前日談になるのだと思います。
映画で一人前の宇宙刑事になり、客演では一人前のヒーローとして一人で立派に戦ってましたから。
キャラが違ったのは、1人前か半人前かという違いではないでしょうか。
私も北京原人は見たことないですが、やはりシャトルのシーンであってるようです。
3人の共闘は、ぜひ見たいですね。