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【スピンドー様、1億段以上ある階段を歩きで降りてきてしまう】爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ39

バクアゲ39 悲鳴の星

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感想

地球へようこそ!

今回は30話台最後の回。

ワルイド・スピンドーの地球到着、人間を丸ごと吸い取る強敵スポンジグルマーの登場に、大也のブンブンチェンジャー破壊など、クールの節目に相応しい大ピンチのお話でした。

次回からは40話台なので、いよいよ本作も終わりが見えてきたって感じですね。

ちょっと気が早いですが、今年も現行戦隊とのお別れが近付いてきたかと思うと少ししんみりしてしまいます。特撮ファンとしては寂しい時期になってきました。

寂しくはなりますが、ブンブンジャーらしくバクアゲで最後まで走りぬいてもらいたいものですね。

 
巨大戦では、現状の最強戦力と言えるブンブンジャーロボチャンピオン レオレスキューカスタムが登場。

泡を操るスポンジグルマーへの対抗手段としてはまさにピッタリのカスタムでしたが、今回はドラマパートの比重が非常に大きかったので、最強戦力なのに活躍シーンは超あっさり(笑)

というか、「仮面ライダーガヴ」の方は今週と来週でがっつりクリスマス商戦向けの販促をやるっぽいのに、「ブンブンジャー」はロボの販促しなくて大丈夫なんでしょうか?

次回はそんなに強敵も出てこない、普通の回っぽいし…

スピンドー階段

今回、本筋には全く関係ないが気になったのが、スピンドー様が地球に降り立った場面

地球までやってきた宇宙監獄から伸びた光の階段を降りてくるのだが、この階段がハンパなく長い

どれくらい長いかと言うと、具体的な数値などは描かれていないものの宇宙空間から地上の高層ビルの屋上にまで届くほど。長い。長すぎる。

普通の地球人であればビルの10階程度を昇り降りするだけでゼェゼェ言うところだが、その何倍、何万倍もの距離を息を乱さずに降りてくるスピンドー様。さすが、宇宙規模の犯罪組織を束ねる御方はフィジカルが違うようだ。

では、スピンドー様は具体的にどれくらい凄かったのか?

筆者は物理や数学の専門家ではないのでガバガバ計算にはなるが、スピンドー様の凄さを測るために具体的な数値を算出してみたいと思う。

 
まず大事なのは、宇宙監獄の地上からの高度だ。

映像では宇宙監獄は日本列島の直上に静止しているように見える。つまり静止軌道(地球に引っ張られる引力と、地球から離れようとする遠心力が釣り合い、さらに地球の自転速度と監獄の公転速度が同じ)にいたことになる。

静止軌道の高度はおよそ36000km。映像での宇宙監獄の位置はこれより近そうに見えるが、これ以上近付くと日本の直上で静止していられないので静止軌道にいるものとする。これが階段のスタート地点の高さだ。
※厳密には静止軌道は赤道上だが、日本直上に静止する準天頂軌道も似たような高度らしいので、話をシンプルにするためここでは無視する。

 
ただ、話はここで終わらない。

日本の直上から最短距離で階段を地上につなげた場合、階段が地面に対して垂直になってしまうからだ。それでは階段ではなく、段々のついた壁だ。
 

 ↓階段
 \
 /
 \
 /       こうなる。
 \
 /
 \
 /
ーーー ←地上

 
スピンドー様がスパイダーマンとしての能力を持っているなら別だが、ここは普通に階段を降りてきたとしよう(高度36000kmから階段を降りてくるのは普通ではない)。

階段というからには、地面に対して進入角度が斜めであってほしいところである。

日本の一般的な住宅の階段の勾配は、約45度らしい。宇宙規模の犯罪組織のドンともなれば、日本の一般的な住宅よりは余裕のある階段を使っていてほしい(?)ので、ここでは階段の勾配は30度だったと仮定しよう。すると、どうなるか?

ピタゴラスの定理を思い出してもらうと分かると思うが、地上から30度の勾配で高さ36000kmのところまで階段を伸ばそうと思うと、その距離は高さの2倍になる。つまり72000kmフルマラソンの約1700倍。というか地球の表面を1周した距離を超えているが、それは無視しよう。

しかもフルマラソンとは違って階段である。日本の建築基準法では階段1段の高さは23cm以下とされていて、昇り降りしやすいのは18~20cmらしい。そのため、ここでは1段を20cmとしたい。

1段が20cmの階段を高さ36000kmのところまで伸ばすと、その段数は1億8000万段。数字のみで書くと180,000,000段の階段だ。

こう書いてもピンと来ないが、日本一段数の多い釈迦院御坂遊歩道が3333段だそうなので、その約54000倍。日本一の54000倍もある階段だったわけだ。

つまりスピンドー様は、フルマラソンの1700倍の距離があり、日本一の54000倍もある1億8000万段の階段を降りてきていたのだ。さすがハシリヤンの走大将。そこらの連中とはフィジカルが違いすぎる。

今回のサブタイトルは「悲鳴の星」だが、悲鳴を上げていたのはスピンドー様の膝だったのでは?と思わずにはいられない。

 
実際には高層ビルの屋上に降り立っていたので上記の計算より多少短い階段だっただろうが、距離72000kmの階段から見れば数百m程度のビルはもはや誤差だろう。

常槍本部長、わざわざ出迎えるのであれば、もうちょいスピンドー様に歩み寄る姿勢を見せるべきだったのではないか。せめて半々。高さ18000kmくらいのビルの屋上で出迎えるべきだったのではないだろうか(あるのか?)。

もしくは、歓迎しているように見せかけてスピンドー様を消耗させるための常槍本部長なりの作戦だったという可能性もある。常槍本部長、本当はいい人という後の展開に向けた伏線なのかもしれない。

はたして、この尋常ならざるフィジカルの持ち主にブンブンジャーは勝てるのであろうか?

ここから始まる最終決戦、目が離せない。

次回、ガオレッド登場!(嘘)

次回は錠のメイン回。

スピンドーが地球に来た次の回で、普通の回やってて大丈夫だろうか…

また、錠の父親役で金子昇さんが出演。

どうせ金子さん出すなら、ガオレッドで出してほしかった…!(苦笑)

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