第6話 変身はビターチョコ
感想
また体真っ二つの小松さん
今回はついに、2号ライダーである仮面ライダーヴァレンの誕生回。
前回のラストでヒトプレスにされてしまった塩谷(絆斗の師匠)。なんだかんだで助かるのかと思っていたら、始まって早々にヒトプレスの上半身だけが見つかって、死亡が確定。
前回のショウマの発言がフラグだったか…
塩谷役の小松さんは「アマゾンズ」にも出演されていましたが、その際の死に方も体を真っ二つにされて上半身のみになって絶命というものでした。
生身かヒトプレスかという違いはあるものの、奇しくも2作揃って同じ死に方をしたライダー役者ということに。
いやまぁ、全然嬉しくないでしょうけども。
ヴァレン爆誕!
ヴァレンバスターを使うためにはグラニュート特有の体液を生成する器官を体に埋め込まないといけないということで、酸賀に改造手術されることになる絆斗。
まさか主要ライダーが2人とも改造手術を受けるというライダー作品が、令和になって現れようとは…
一応、「エグゼイド」に登場するライダーはゲーマドライバーを使うのに適合手術が必要という設定だったので、平成・令和ライダーで改造人間の設定が皆無だったかと言われるとそうでもないのですが、やはり珍しいのは事実。
仮面ライダー=改造人間という設定が遥か昔のものになって久しいですが、悪と戦うために人ならざるものの力をその身に宿すという部分には、やはり仮面ライダーらしさを感じるところです。
絆斗は母を怪物にさらわれ、師匠を殺され、得体の知れないおじさんに改造手術を受けることで仮面ライダーになりましたが、昭和の時代にも、目の前で家族を皆殺しにされ、医師免許も持ってない大学生とカメラマンに改造されて誕生した仮面ライダーがいたんですよね。
V3っていうんですけど。
そう考えると、絆斗の仮面ライダーへのなり方って、非常に仮面ライダーらしいって気がしてきますよね(そう?)
というわけで誕生した仮面ライダーヴァレン。
体中に板チョコが並んでいる、ザ・チョコって見た目のデザインが凄い。ホワイトチョコを目に見立ててるのがオシャレですよね。
スーツアクターは、若手の鍜治洸太朗さんで、レギュラーでヒーローを演じられるのは今回が初のようです。
ライダーも戦隊も、少しずつスーツアクターの方々が世代交代されていってますな。「ガヴ」と「ブンブンジャー」のアクション監督は数年前までバリバリにヒーロー演じられていた藤田さんと渡辺さんですし。
変わってないのは、筆者のような特撮オタクの精神年齢だけかな…(白目)
酸賀=ニエルブ?
巷では、酸賀の正体がニエルブでは?という予想もあるようです。
劇中の描写を見る限りでは、今のところ否定する材料も肯定する材料も特にないってことしか言えないと思います。
仮にもし今、酸賀=ニエルブという想定で映像が撮られていたとしても、後に路線変更されてそんな匂わせはなかったことになる可能性も全然ありますからね。
伏線を感じ取るためのアンテナはビンビンに張りつつ、変な決めつけはしないってのが連続ドラマの楽しみ方です。
次回、チョコダンフォーム登場
次回はガヴの方も、チョコダンフォームにパワーアップ。
ガヴがチョコダンフォームで、ヴァレンがチョコドンフォームって紛らわしいんよな…(苦笑)